
Nick Jack
小学校、特別支援学級担任です。ひらがな・カタカナの修得に、これほどよい教材はありません。このアプリは、誰がどのように書いても綺麗に文字が書けるので、成功体験を積むことができ、意欲が続きます。書きながら、当該の文字をアプリが発声してくれるので、子どもにとって文字と音声が結びつき易く学習に効果的です。欲を言うのであれば、例えば「エ」を描くときに書いたところから小さなエビフライが点になって並び、文字になっていくのですが、これは文字を視認しにくいので普通になぞった跡を文字にしていくのがより学習効果が高くなります。では、エビフライはどうするのか。書字の画面に切り替わってすぐに、エビフライのイラストを中央上あたりに表示し、「エビフライのエ」と音声で読み上げてもらえると、子どもは何の文字を書いているのか自覚できるので学習効果が高くなります。現在の仕様もおそらく同様の学習効果を意図したものと思われますが、そうであれば上記のようにしてもらえると効果がより高いはずです。これは、ワーキングメモリの集中を狙っているものです。文字を描く作業とエビフライを認識する作業を同時にせず、分けるとよいのです。
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