「自律神経」という言葉は、よく聞きます。
では、それが体の中の何を指しているか、説明できますか。
心臓は、命じなくても動き続けます。暗い場所に入れば、ひとみは勝手に開きます。
走れば呼吸が速くなり、食事をすれば胃腸が動き出す。どれも、自分で決めた覚えはありません。
その「勝手にやってくれている部分」を動かしているのが、自律神経です。
このアプリは、その正体を最初から順番にたどっていきます。
医学の話ではなく、生物学・生理学の雑学として楽しむ人体アプリです。
■ 読んで、解いて、腑に落ちるまでがひと続き
短い読み物と、その内容を確かめる3択クイズが対になっています。
読んで分かった気になったことを、その場で確かめる。
どちらが主でも従でもなく、両方を通って「分かった」に届きます。
読み物は、専門用語を使わずに書いてあります。
たとえに使うのは、司令室・アクセルとブレーキ・電話と手紙・鍵と鍵穴・火災報知器の5つだけ。
図もついているので、文字を追うのが苦手でも眺めるだけで形がつかめます。
読んだ直後に、いま読んだところだけを問うクイズが出ます。
解けなくても先へ進めます。点数で足止めはしません。
■ 読み進めるほど、ばらばらの豆知識がつながる
並び順そのものに意味があります。
体は自動運転で動いていること。
神経は1本の電線ではなく、物質を受け渡すリレーであること。
アクセル役の交感神経と、ブレーキ役の副交感神経という2系統があること。
アドレナリンのような同じ物質でも、受け取る側の「鍵穴」が違えば反応が変わること。
神経という速い回線と、ホルモンというゆっくり届く回線の二段構えになっていること。
ひとつ前に読んだことが、次を読むための土台になります。
最後まで進むと、「自律神経」という名前がなぜその名前なのかが分かります。
■ 思わず誰かに話したくなる、体の雑学
・寒いとき、怖いとき、感動したとき。鳥肌を立てているのは、ぜんぶ同じ小さな筋肉
・心臓につながる神経を全部外すと、止まるどころか速くなる
・緊張してかく汗は、手のひらや足の裏には出るのに、背中にはほとんど出ない
・迷走神経の名は、体じゅうを旅するのでラテン語の「さまよう」から付いた
暗記ではなく、理由から分かるので記憶に残ります。
■ 分かっていないことは、分かっていないと書く
ストレスがかかったときに体で何が起きるかも扱います。
体の警報のしくみを扱うところでは、警報が実際より強く鳴ることがある、という話が出てきます。
そこで断定はしません。研究で確かめられている範囲と、まだ分かっていない範囲を、
そのまま分けて書いています。
読み物と解説の末尾には出典を置いてあります。
教科書や査読を経た論文など、たどれる形で示しているので、気になったら自分で確かめられます。
■ 忘れたころに、もう一度出てくる
一度解いた問題は、復習として戻ってきます。
間違えた問題や、あやふやだった問題から優先的に出るので、
覚え直したいところに自然と時間が向きます。
本編を読み終えると、深掘りが開きます。
発見の歴史や、脳と腸のつながりなど、寄り道の雑学がまとまっています。
■ こんな方に
・自律神経という言葉は知っているが、中身を説明できない方
・人体や生物のふしぎ、科学の雑学が好きな方
・体のしくみを、根拠のある形で知りたい方
・家族や周りの人と話すときに、正確なことを知っておきたい方
・すきま時間に、頭を使うクイズで遊びたい方
■ 使い方について
・1回の出題は短くまとまっています。すきま時間に少しずつ進められます
・ネット接続がなくても遊べます
・進み具合や成績は、この端末の中だけに保存されます
・進むにつれて呼び名が変わります。見習いから始まり、続けるほど上がっていきます
・日本語のほか、英語・韓国語・中国語・ドイツ語など、複数の言語に対応しています
■ ご注意
このアプリは、生物学・生理学の話題を扱う学習アプリです。
医療・健康に関する助言や、体調に関する判断を目的としたものではありません。
体のことで気がかりがあるときは、専門の方にご相談ください。
読み終えたころには、「自律神経」がただの言葉ではなく、
体の中で実際に何が起きているかの話として聞こえるようになります。
心臓はなぜ勝手に動くのか。交感神経と副交感神経、ストレスと体の反応まで。読み物と3択クイズでわかる人体の雑学。