「肌は28日で生まれ変わる」。どこかで聞いたことがあるはずです。ところが、生まれた細胞が表面に届くまでの時間を実際に測った研究では、40〜56日という数字が出ました。通説のほぼ2倍です。
このアプリは、そういう問題を集めたものです。「何が肌にいいか」ではなく、「誰かが測りに行って、何が分かったか」を聞きます。肌について言われていることの多くは、すでに誰かが確かめています。そしてその結果は、たいてい言い伝えより奇妙です。
日焼け止めを塗った顔を水だけで洗い流すと、半分以上が顔に残っていました。鼻の黒いポツポツは汚れではなく、皮脂が空気に触れて酸化した色です。だからいくらこすっても取れません。水分を逃さず細菌を防いでいる、いちばん外側のバリアの厚さは、食品用ラップ1枚ほどしかありません。
1問3択、全問に解説がつきます。
【1】知っていたつもりが、ひっくり返る
主軸は「広く信じられていること」と「実際に測った結果」の食い違いです。28年間トラックを運転した男性の顔は、医学誌に載りました。左半分だけが老けていたからです。薄い雲がかかった日の紫外線は、晴れた日とほとんど変わりません。新雪は紫外線の8割を跳ね返します。答えるたびに、なんとなく信じていたことが少しずつ書き換わります。
【2】東アジアの肌を前提に書いています
年齢をそろえて中国人女性とフランス人女性を比べた研究で、東アジア側に早く目立ったのはシワではなくシミでした。ニキビの跡は茶色く残りやすい。日本・韓国・中国の調査では、およそ半数が「自分は敏感肌だ」と答えます。他所の肌について書かれた資料を訳すのではなく、この地域の人を対象にした研究から問題を作っています。
【3】いちばん面白いのは解説
全問についています。正解でも不正解でも、そのあとに出てくるのは数字の出どころです。誰が、何人を対象に調べて、何と結論したか。答え合わせで閉じずに読んでみてください。
【4】8つの分野から
肌のしくみ/紫外線/日焼け止め/洗う・整える/成分のはなし/化粧品の裏側/肌の個性/暮らしと肌。偏らないように配っているので、日焼け止めばかりのアプリにはなりません。
【5】3つの難易度
素肌・美肌・肌博士の3段階。素肌から始めても、物足りなければ肌博士からでも構いません。1ステージ5問なので、レジの列でも、寝る前の数分でも、ちょうどいいところで止められます。
【6】電波がなくても遊べる
問題はすべてアプリの中に入っています。地下鉄でも飛行機の中でも、通信を気にせず開けます。ログインも会員登録もありません。
■ 出典を確かめて作っています
全問、公開されている資料から書いています。査読を受けた皮膚科学の学術誌、WHO や米国皮膚科学会といった公的機関の公開情報、各国の化粧品規制の条文。まだ議論が続いている話は、解説にそう書いてあります。
■ こんな方に
・信じていたことが違うと言われるのが好きな方
・化粧品の裏の成分表示を読んで、意味が気になる方
・肌がどういう仕組みで動いているのか知りたい方
・人に話せるネタを増やしたい方
■ ご注意
本アプリは娯楽・教養のための雑学クイズです。医療的な助言ではなく、診断や治療を行うものでも、特定の商品をすすめるものでもありません。ご自身の肌のことは皮膚科医にご相談ください。
まずは1ステージ、5問だけ。こすっても黒いポツポツが取れない理由も、その中にあります。
「肌は28日で生まれ変わる」。測ると倍近くかかっていた。肌の通説を3択クイズで。全問に解説と出典つき。