CASIO PB-100のシミュレータです。
初期のPB-100の頃の独特なBASICを再現しています。
(計算式の閉じカッコの省略とか、GOTOの飛び先に変数を使うなど。。)
メニューのload/saveにてBASICのテキストファイルを入出力できます。
コマンドのSAVEにてカセットI/F準拠のサウンドデータをアナログ出力します。
<対応しているBASIC命令>
PRINT
INPUT
GOTO
GOSUB-RETURN
FOR-TO-STEP-NEXT
IF-THEN/IF-;
VAC
CLEAR/CLEAR A
RUN
LIST
END
KEY
CSR
DEFM
MID
VAL
SIN/COS/TAN/ASN/ACS/ATN
LOG/LN/EXP/SQR
ABS
SGN
INT
FRAC
RND
RAN#
STOP
SAVE
ON GOTO / ON GOSUB
READ DATA RESTORE
STR$
KEY$
MID$
BEEP
LET
<設定メニュー>
・cpu clock emulate
実行時にウェイトを入れて、実機に近い動作を実現します。
・memory unit
拡張メモリがあるかどうかの設定。残メモリの表示が変わるだけです。
・UI design
PB-100 compatible にすると PB-100 っぽくなります。
PB-100 custom にすると Fキーや↑↓キーが出てきます。
・viblation
キー押下時に振動します。
・debug
デバッグメッセージやソフトウェアキーのフレームを表示します。
<特殊記号について>
テキストファイルの入出力において、PBの特殊記号はエスケープ文字に変換します。
なお全角コードは読み捨てます。
\\ ¥
\LE(or <=) Less Equal
\NE(or <>) Not Equal
\GE(or >=) Greater Equal
\LA Left Arrow
\DA Down Arrow
\RA Right Arrow
\UA Up Arrow
\PI PI
\EX EXponent
\CI CIrcle
\SQ SQuare
\TR TRiangle
\CR CRoss
\DV DiVide
\DT DoT
\DG DeGree
\SP SPade
\HT HearT
\DI DIa
\CL CLover
\BX Box
\SG SiGma
\OM OMega
\MU MU
<その他>
命令とパラメータ間はスペースを入れなくても切り出しします。
(例)
PRINT CSR1;"ABC"
SINA
など
マニュアル計算後に[←]で直前のコマンドが表示されます。
ステップ数計算は正確ではありません。実機と微妙な誤差があります。
プログラムのトレース実行は未実装です。またプログラムは中断後の再開はできません。終了のみとなります。