被爆70年に想う～胎内被爆者等の体験記～

原爆胎内被爆者全国連絡会

Aug 2015 · In-Utero Hibakusha（胎内被爆者） Book 4 · 原爆胎内被爆者全国連絡会

About this ebook

世界で初めての原爆投下時、母親の胎内で親子連れの被爆者としてこの世に生を受け、自分達の境遇と共に敗戦国での厳しさ、苦しさを乗り越えてい、逞しく成長出来た70年の歳月を振り返って、それぞれの体験談をノートにしたためて、これから先も胎内被爆者故の際限なき身体的不安と向き合いながら生きて行く人生。次世代の人にはこんな悲劇のヒロインにならずに、平和な明るい未来に向かって生き続けられるよう、一つの灯りを持って、万人の灯りへと広げて行きたいと切に祈願しています。

About the author

一人ひとりの70年の人生が書かれ、残された人生を胎内被爆者としてどう生きていくかを問いかけています。全国の胎内被爆者は7292人（2015年3月末）です。全被爆者は183519人で、占める割合は4％です。被爆者の平均年齢は80.13歳と80歳を超えました。一番若い被爆者として自覚した活動を行うとともに、多くの胎内被爆者の参加を呼びかける必要を切に感じています。