三百を超える部活動が乱立するなか、座禅部の部室がペンキで塗りたくられるという事件が発生する。
報道部として活動する浅海広樹が、マジック部の部長・清水一葉とともに目的も犯人も不明なその事件を追って調査を開始した。
犯人は誰か?
なぜ部室を荒らしたのか?
その謎を解いたとき、関係者それぞれが持つ特異な「居場所」が明かされていく――。