流れ舟は帰らず 木枯し紋次郎ミステリ傑作選

· 東京創元社
電子書
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關於這本電子書

本格ミステリと時代小説の名手が描く、凄腕の旅人の名推理

どんでん返しと鮮やかなロジックが冴える傑作10編


三度笠を被り長い楊枝をくわえた姿で、無宿渡世の旅を続ける木枯し紋次郎。己の腕だけを頼りに、人との関わりを避けて孤独に生きる紋次郎だが、否応なしに旅先で事件に巻き込まれてゆく。兄弟分の身代わりとして島送りになった紋次郎が、ある噂を聞きつけ島抜けして事の真相を追う「赦免花は散った」。瀕死の老商人の依頼で家出した息子を捜す「流れ舟は帰らず」。脱走した女郎たちとの逃避行の意外な顛末を綴る「笛が流れた雁坂峠」。ミステリと時代小説、両ジャンルにおける名手が描く、凄腕の旅人にして名探偵が活躍する珠玉の10編を収録。

【収録作】

「赦免花は散った」

「流れ舟は帰らず」

「女人講の闇を裂く」

「大江戸の夜を走れ」

「笛が流れた雁坂峠」

「霧雨に二度哭いた」

「鬼が一匹関わった」

「旅立ちは三日後に」

「桜が隠す嘘二つ」

「明日も無宿の次男坊」

編者解説=末國善己

關於作者

1930年東京府生まれ。60年『招かれざる客』で第5回江戸川乱歩賞次席となり、作家デビュー。61年『人喰い』で第14回日本探偵作家クラブ賞、99年に第3回日本ミステリー文学大賞を受賞。本格ミステリや時代小説を多く書いた。2002年没。

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