青木雄二漫画短編集 完全版

第 2 号
ゴマブックス株式会社
5

ベストセラー漫画『ナニワ金融道』の作者であり、2003年に亡くなってからも、今でもカリスマとして多くの支持を集めている青木雄二氏。そんな青木雄二氏の漫画の原点ともいうべき作品を集めた作品集となっているのだ。

『ナニワ金融道』連載直前の幻の投稿作となっている『彼岸と此岸の間で』や、金融漫画『現象形態と本質』、さらには、青木雄二氏がなくなってから発見された若かりし日の作品『鉄道』と『ある批評家』など全6作品を収録。ゼニにまつわる非情な世界や社会の矛盾、人間の欲望を鋭く描いた作品が多く、まさに青木哲学が凝縮されているのである。これこそが「青木雄二の真骨頂!」といえるのだ。

また、各作品のあとには、青木雄二氏自身による各作品の解説や、その作品のテーマに関連した実用的なコラムも掲載。「ゼニよ欲望」、すなわち人間の欲や現代社会に対する青木氏自身の思いを感じることができる一冊となっているのだ。

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ゼニがいくらでも貯まる!

マチ金を舞台に、金銭にまつわる人間模様を描いた、あの名作漫画『ナニワ金融道』の作者である青木雄二氏の著作が電子書籍化!
ゼニの超節約道と題した本書は、青木氏の実体験などをもとに、人生のさまざまな場面で誰もが経験する損得を迫られる“選択”について徹底解説!果たしてどちらを選ぶのが得なのか!?
大きく社会構造が変化し続ける世の中で、生き残っていくための節約術を、青木雄二氏が忌憚のない意見と独特のリアルな視点で描く。
これはまさしく現代のサバイバル書だ!

もくじ

はじめに

第1章 借金篇
 銀行系カードVSサラ金
 ゼロ金利ローンVS公的融資
 リボ払いVS10回払い
 キャッシングVSカードローン
 肉親から借金VS友人から借金
 給料差し押さえVS夜逃げ
 特定調停VS個人版民事再生法
 ゼニの教訓
  金利のトリックは小学生から教えるべきや
  借金せなならん会社なら、早めに整理したほうが正解や
 「リボ払い」なんて、なんや洒落た名前に騙されたらあかん
 「踏み越え」るまえに冷静に考えなアカン
  友情もゼニに換算できるのが資本主義社会や
  夜逃げして、こそこそ隠れてるのじや、なんのために生きてるのや
  悪質な金融屋にとって、法律は関係ない

第2章 生命保険・損害保険篇
 掛け捨て型VS年金型
 ガン保険VS医療保険
 JAがん共済VS生保の医療保険
 ゼニの教訓
  保険大国「ニッポン」。その実態は?
  ガン保険は「告知」も問題になるで
  生命保険会社の多くが「相互会社」であるわけ

第3章 投資篇
 株VSゴールド
 ユーロVSドル
 国債VS定期預金
 ETFVSミニ株
 マンション投資VS投資信託
 ゼニの教訓
  株で絶対に損しない方法
  1万円札が紙切れになる日
  日本がおしまいかどうかを、国債が教えてくれるんや
 「絶対に儲かる」投資なんかないで
  マンションもええけど、大家も魅力や

第4章 住宅篇
 持ち家VS賃貸
 戸建てVSマンション
 15年ローンVS30年ローン
 田舎暮らしVS都会生活
 競売物件VS不動産屋の物件
 中古物件VS格安新築
 ローン借り換えVS条件交渉(リスケジュール)
 ゼニの教訓
  ボクは持ち家だが、どっちを選ぶかは人それぞれの人生観の違いや
  ボクは周囲に住む人の顔がわかる戸建てがええ
  ローンは「借金」。借金はせんほうがええ!
  日本経済が破綻したときには田舎が有利
  競売物件はよほどいい物件でなければアカン!
  中古でもええ、手抜きのない住宅を買う秘訣
  バブル期に大儲けした銀行のゼニはどこに行ったか?

第5章 自動車・交通篇
 中古車VS新車
 軽自動車VS普通乗用車
 車を購入VSリース
 自家用車派VS公共交通機関利用派
 車の下取りVS中古車業者
 ゼニの教訓
 「買う」ときに「売る」ことを考えなアカン!
  それでもワシがベンツに乗ってる理由
  いざというときに担保になるかどうかが問題や
  好きなときに好きなところに行ける車がええね
  セルシオの担保でゼニを貸した

第6章 教育費篇
 私学VS公立
 国民生活金融公庫VS民間金融機関(教育ローン)
 予備校VS在宅学習
 専門学校VS三流大学
 ゼニの教訓
  何を学校で学ぶか、それが問題や
  教育に投資をしても取り戻せないのが現実や
  勉強でも何でもやりたいことに集中すればええ
  目的もなく大学にはいるご時世やないで

第7章 食費・生活費篇
 自炊VSコンビニ食(ひとり暮らし)
 レトルトVSインスタント
 食器洗い機VS手洗い
 割引日VS特売品
 ゼニの教訓
  自炊をする時間があったらマンガを描いた
  インスタント食品がなかったら日本のいまはないで
  食器は使わなければええのや
  安物買いのゼニ失いだけは避けたい

第8章 レジャー・趣味篇
 海外旅行VS国内旅行
 レンタル別荘(コンドミニアム)VSホテル
 大手旅行代理店VS格安旅行業者
 デジタルカメラVSフィルム式カメラ
 ゼニの教訓
  ホテルのサービスは代理店でえらく違う
  ホテルはもっと安くなるはずやで
  オプションより本体に注目せなアカン
  時代とともに機械は変わり、老兵は去るのみや

第9章 婚礼・番外篇
 ホテルVS結婚式場
 国内挙式VS海外挙式
 カツラVS増毛法
 ゼニの教訓
 「中流階級」幻想はええかげんにやめや
  人と同じことをやっていたら先は知れてる
  ものの本当の価値を見抜くためには?

第10章 金融機関篇
 邦銀VS外資系銀行
 郵便貯金VS銀行預金
 質屋VSリサイクルショップ
 信用金庫VS地方銀行
 ゼニの教訓
  アメリカ資本のほうが、日本人の心をつかんでるで
  郵政はもっともっと効率化できるで
  質屋なしでは生活できんかった
  つぶれるべき銀行や企業が再生するわけ

青木雄二(あおきゆうじ)
1945年京都生まれ。岡山県立津山工業高校を卒業後、電鉄会社、地方公務員を経て、主として各種水商売のボーイ、店員を経験。その後、デザイン事務所経営。1990年に『週刊モーニング』誌に『ナニワ金融道』で漫画家デビューし、大反響を呼ぶ。
1988年には、第2回「手塚治虫文化賞」を受賞。漫画家引退後は、その鋭い金銭感覚と歯に衣を着せない発言で講演、執筆などで活躍。2003年没。
4.2
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追加情報

出版社
ゴマブックス株式会社
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出版日
2015/04/30
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ページ
272
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言語
日本語
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ジャンル
Comics & Graphic Novels / Manga / Business
Comics & Graphic Novels / Manga / For men
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※本書はビッグコミックブックス『銭道』(小学館)より選定し、青木プロダクションが構成・修したものです。

<本文より>
お金持ちになれる人というのは、そういった本の読者ではありません。それはお金という不思議な道具と、それを取り巻く資本主義社会の仕組みを熟知した人間なのです。この日本という国は、そういう知識を学校で一切教えてきませんでした。おそらく、これからも教える気はないと思います。
たとえばマンション。学校教育では、新築マンションを買う時のローンについて、何か教えてくれたでしょうか。たとえば就職。どの会社を選べばいいとか、どういう就職の仕方が有利だとか、起業の心がまえというものを、学校は教えてくれたでしょうか?

ならば、僕が教えるほかありません。ただし、僕の教えは外国人の投資相談みたいな話ではありません。投資しようにも明日の食事さえどうしたらいいかわからんという人たちの、ほんのちょっとばかり残っている闘争本能に火をつけたい。そう思っているのです。

<目次>
●就職は労働の強度を最優先させなさい!
●モノが一番価値を持つ時代や!
●年金制度など儲けは薄いで!!
●株であれ競馬であれ、ギャンブルはあかんで!!
●青木雄二的起業セミナー1:タネ銭いくら持っとるんや!
●青木雄二的起業セミナー2:儲けの出し方教えたる!
●青木雄二的起業セミナー3:商売の基本教えたる!
●青木雄二的起業セミナー4:成功の仕方教えたる
●青木雄二的起業セミナー5:これが最後の一手や!

<著者紹介>
青木 雄二(あおき ゆうじ)
1945年、京都生まれ。某工業高校の土木科を卒業。30種類以上の職を渡り歩きながら、暇を見つけては漫画を描き、出版社に投稿。後に累計一千万部の大ヒット作品『ナニワ金融道』の原型となった。巨額の富を手にするも、自らの信念に従い、頂点で漫画家を卒業。「いかに貧しき人々を裕福にするか」の研究を続けていたが、2003年肺ガンで逝去

★impress QuickBooks(http://qb.impress.jp/)は、気軽に電子書籍を楽しんでいただきたいという想いから生まれた電子専門レーベルです
読み切り3編+各作品についての著者解説!

<本文「はじめに」より>
庶民が一億円の現金を貯めようとすれば、一生飲まず食わずで倹約しなければならない。つまり、ほとんど毎日ひどい貧乏生活を強いられるということや。貧乏をしたくないから金持ちになりたいのに、その目的のために一番したくない貧乏をしなければならないというのは、大いなる矛盾や。

この矛盾のために、庶民は株やら商品先物やらに手を出してしまうんや。より追いつめられれば、犯罪にすら手を染めてしまうんや。なぜ、自分の労働で得た賃金だけで満足できないかという疑問なんやが、それは今の現実が不満やからや。社会が不完全と感じられ理不尽と感じられるところには、きっと矛盾がある。
僕の漫画の根底には、庶民が感じているそういった不安や不満が流れているんや。

<目次>
●淀川河川敷
  自作解説「持たざる者の悲哀を考えながら描いた」
●悲しき友情
  自作解説「描きたいものを描くという条件で引き受けたんや」
●ローカル線
  自作解説「環境によって人は変わるんや」
●コラム:漫画家成功物語 前編「週刊連載を続けるのは、ほんまに大変や」

<著者>
青木 雄二(あおき ゆうじ)
1945年、京都生まれ。某工業高校の土木科を卒業。30種類以上の職を渡り歩きながら、暇を見つけては漫画を描き、出版社に投稿。後に累計一千万部の大ヒット作品『ナニワ金融道』の原型となった。巨額の富を手にするも、自らの信念に従い、頂点で漫画家を卒業。「いかに貧しき人々を裕福にするか」の研究を続けていたが、2003年肺ガンで逝去

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