ナニワ錬金術 唯物論

インプレス
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「唯物論」と「観念論」。

日本国民にとって唯物論は聞きなれない言葉なのですが、
わかりやすく言えば、現実を先入観なしに、見えるままに素直に見るということや。
ただそれだけのことなのですが、反対に、観念論というのがありましてな。
例えば、机が「~在る~」とは、自分がそれを「~在ると思う~」からあるという主張をするわけですわ。

せやけどな、「在る」は思う、思わないには関係のないことなんや。
もし、人間が思うことによって、あるいは、
神に祈ることによって稲や麦が豊作になるとしたらどないなりまっか?
人間に労働ということは、いらないことになりますがな。
このことは唯物論が真理で観念論は誤りであることを証明しておりまっしゃろ。
しかし、悲しいかな日本国民の圧倒的多数は観念論者なのでありますわ。

アナタが唯物論を徹底して実践し、この資本主義社会の裏の仕組みが理解できたら、
カネでヘタ打たん、悪賢い宗教家にダマされん、女にモテる方法も見いだせる。
それをかみ砕いて述べたのが本書でんがな。

▼目次
第1章 「カネ」でヘタ打つな
第2章 「オンナ」をいわしたかったら
第3章 「立身出世」の道
第4章 「世の中」の仕組み教えたる
第5章 ワシの「天下極楽」人間学
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Publisher
インプレス
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Published on
Oct 27, 2017
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Pages
213
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Language
Japanese
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Genres
Business & Economics / General
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ゼニは、人間にとって便利な道具である。
ゼニがあれば、人間はなんでもできる。
自分のどんな欲望でもかなえることができる。

僕は、人間というのは、はなはだうさん臭い生き物であると思っている。
人間なんて巨大なゼニの力があれば、なにをやりだすかわかったものではない。

しかし、ゼニがなければ、人間は悲惨である。
人生は暗黒で、将来にはまったく希望がもてず、自分で自分自身を卑下し侮辱するようになる。
人生というものは、金がなければ、どうしても苦労がつきまとう。
金に困って、借金をすれば、そこから人生の苦闘がはじまる。
金のことで悩み、困惑し、狼狽し、煩悶し、疲労し、消耗し、やがては、犯罪、夜逃げや自殺にまで発展していく。
これは、何百年も昔から、人間が繰り返してきた永遠不滅のドラマなのだ。

この本は、漫画に描ききれなかった僕の真実の声である。
実は、『ナニワ金融道』よりも、書きたいテーマだったと言ってもよい。
人間は、狼にもなれる、鬼にもなれる摩訶不思議でうさん臭い生き物である。
そんな人間がつくり上げたこの資本主義の社会も、実にうさん臭い。
そこのところを、しっかりと見極める目をもって、生きていこうやないか。

▼目次

第1章 ゼニという名の生き物
第2章 日本国民はビンボーである
第3章 裏を読めない人間は滅びる
第4章 “神”は人類最大の妄想や
第5章 人間は闘争せよ!
幸福とはなにか? 不幸とはなにか?
そういう哲学的な問題から解きあかしていかんと、
人間は本当の幸福を手にすることはできないのではないか――そんな気がしてならない。

ゼニがない人間は、未来に希望が持てない。
毎日の生活にさえ苦労がつきまとう。

「今日の晩メシをどうして手にいれようか……。
腹をすかせた子どもに、なんと言い訳をしようか……」

と毎日毎日、思い悩んでいる人間が幸福だとは、だれにもいえないはずや。
家もない食べ物もない所持金もゼロ……。
そんな人間には、どんな高利貸もゼニを貸さない。
ゼニがなければ、人間は不幸のドン底に落ちるしかない。

ただし、ほんのわずかでもゼニがあれば、
人間は、工夫と想像力で、幸福を噛みしめることができる。
一握りの米、一切れのパンさえあれば、たとえつかの間ではあっても、
家族は幸福を分かち合うことができる。飢えをいやすことができる。

こんなひどい世の中である。
自分のために、そして、人間みんなのために、ちょっとでも多くの幸福をかき集める方法を、考えていこうやないか。

▼目次

第1章 幸せの素 ゼニこそ幸福の源泉である!
第2章 幸せの裏側 ゼニをむさぼるやつらを許すな!
第3章 幸せの発見 ゼニがなくとも幸福になれる!
第4章 幸せの結晶 愛はゼニを超えられるか
第5章 幸せの止揚 幸福とは闘い取るもの!
全国紙と赤旗くらいは毎日目を通さなアカン

僕は「ナニワ金融道」という漫画を七年間執筆し、
一九九七年四月の連載終了後、漫画家を「卒業宣言」しました青木雄二というものです。
連載終了後は、自らの体験や、独学で習得したマルクス・エンゲルスの社会主義を、
読者の皆さんに分かりやすく説明すべく、執筆・講演活動をしています。

われわれが生きるこの世界は、物質的なものと精神的なもの以外にはない。
自分の人生、社会はここに「在る」、われわれはそのことについていろいろと「思う」。
あらゆる問題は「在る」と「思う」の関係に絞られてくるわけであります。
「在る」ものとは「存在」「実在」「物」ともいいます。
また「思う」ことを「意識」「観念」「心」ともいっています。
読者の皆さまには「意識」と「存在」をはっきりと区別し、
物事を考えてもらうのが最も根本的で大切なことと思います。

このように、本書で終始一貫、僕が皆さまに言いたいことは、
少し難しく言いますと、マルクス、エンゲルスの弁証法的唯物論哲学を指しているのです。
こうした「本当のこと」を知れば、働く階級は幸せになれるのです。

▼目次

序章 まず「隗より始めよ」【青木雄二編】
第一章 資本(ゼニ)の全てを教えたるわ【金融編】
第二章 政治家・官僚の腹の内、僕があばいたるわ【政治編】
第三章 全体を見る目を養うために【哲学編】
特別編 「読者の質問にお答えします」
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