10歳の少年マニートは、パーカーフードで顔を覆った男に目の前で両親を殺害された末、さらに自らも額に銃弾を受ける。奇跡的に一命を取り留めたマニートだったが脳にダメージを受け、幸福感や痛みなどを全く感じなくなってしまった。マニートを看病した看護婦は彼の身を案じてマ二ートを病院から連れ出し、田舎に住む知人のムエタイ・マスターに託した。
時を経て、厳しい修行を重ねてきたマ二ートに、お世話になった看護婦に感謝を伝えるため、また両親の仇を討つため、バンコクへと戻る時が来た。(C)LE CERCLE - 2012