Noom: Google Play でのローカライズ版のリリースにより収益が 80% 増加
背景
Noom は、人々の健康な生活をサポートするという基本理念を掲げ、生活習慣を作るための行動変化プログラムをユーザーに提案し、世界中の人々の健康に関わる課題に取り組んでいます。Google Play で最初にリリースされた Noom は、Android の世界的普及を活用し国際市場に参入したことで成功を収めました。
Noom の取り組み
Noom は最初に米国でアプリをリリースし、ユーザーごとの健康目標に合わせて調整された一連のプログラムを作成しました。重視しているのは、パーソナライズされたシンプルなタスク、進捗状況のトラッキング、食事に関するフィードバック、パーソナル コーチや仲間からのサポートなど、包括的なソリューションを提供することです。ユーザーベースを全世界に拡大するための戦略的アプローチをとる開発チームは、アプリをローカライズして、以下の点でユーザーとのつながりを強化しました。
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サービスのローカライズ
Noom は、アプリを 5 つの言語に、ストアの掲載情報ページを 11 の言語に翻訳したほか、各国の市場に合わせて調整された適切な財務モデルを決定するために詳細な分析を行いました。たとえば、定期購入、IAP(アプリ内購入)、プレミアム アプリといったサービスの中から最適なものを特定するための価格テストを実施したほか、競合状況や各地域の健康に関する消費行動の評価などを行いました。
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料理のローカライズ
Noom は、韓国、日本、ドイツ、ラテンアメリカ市場の調査を開始するとすぐ、食品データベースをローカライズすることに集中的に取り組みました。各地域の料理記事編集者、既存の食品データベース、ユーザーからの提案を組み合わせて活用した結果、今では郷土料理や人気の加工食品ブランドもアプリで紹介できるようになりました。以前にも増して、シンプルながら広範囲にわたるコンテンツをユーザーに提供しています。
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コーチのローカライズ
地域ごとにコーチを採用したことで、言語の壁が取り除かれただけでなく、応答時間も短縮されました(コーチがユーザーと同じタイムゾーン内にいるため)。また、さまざまなタイプの通知を利用することで、ユーザー エンゲージメントが 3~4 倍向上しています。
結果
「Android の世界的普及と優れたローカライズ ツールのおかげで、グローバル展開に向けた意思決定をきわめてスムーズに行うことができました。ローカライズによる新たな市場への参入は、Noom の着実な成長の推進力になりました。」Noom の共同創設者兼社長である Artem Petakov 氏はこのように述べています。
Noom では、過去 3 年間のローカライズに対する取り組みにより、Android における国外からの収益が 80% 増加しました。日本だけを見ると、同期間の収益は 480% 以上も増加しました。チームは将来の拡大の機会を見極めるために、Android の普及率が高い国や、英語版のサービスからのインストール数が大きく伸びている国に目を向けており、独自のローカライズ手法の応用によるさらなる成果を目指しています。
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