ある日、ウオ助はリビングで寝転びながら壮大な理想に思いを巡らせていた。朦朧とする中、ウオ助の意識は段々遠くなり、深い夢に堕ちていった……
そこには手足を持つ人間の身なりをしたお魚さん達が現れ、ウオ助のキッチンで何かの作業に没頭していた。呂布に似た魚がいれば、張飛の顔をした魚もいる。シュールな光景だが、彼らは「自分の未来は自分で決める」と言わんばかりに眼の前の作業に勤しんでいた。
お魚さんの世界では少し努力するだけで出世できるのかな……このマイクロワールドの生活も案外悪くないかもしれない。三国の魚将たちを率いて、お魚キングダムを築こう!