CAD Assistant

OPEN CASCADE

このアプリについて

OPEN CASCADE CAD Assistant for Androidは、3DCADおよびメッシュモデル用のオフラインビューアーおよびコンバーターです。

このテクノロジーをビジネス向けにカスタマイズされたソリューションの開発に使用したい場合は、次のアドレスまでご連絡ください。
https://dev.opencascade.org/webform/contact_us

基本的なCADモデルの表示と変換

基本的な機能は、Open CASCADE Technology（OCCT）のCADデータ交換コンポーネントによって提供されます。
サポートされているファイル形式とデータは次のとおりです。
-BREP：形状ジオメトリ、トポロジ、およびアセンブリ構造のネイティブOCCT形式。
-IGES（5.1および5.3）：形状のジオメトリ、色、最上位のオブジェクト名、ファイル情報。
-ステップ（AP203およびAP214）：形状の形状、アセンブリ構造、色、名前、検証プロパティ、ファイル情報。

モデルのアセンブリ構造は、ツリーブラウザを介してナビゲートできます。アセンブリのコンポーネントは、モデルを検査するために必要に応じて非表示または表示できます。選択したサブアセンブリまたはパーツに、そのプロパティを照会できます。

CADモデル（全体または選択したパーツまたはサブアセンブリ）は、サポートされているCADまたはメッシュ形式のいずれかにエクスポートできます。

メッシュデータの表示

追加機能は、OCCTのメッシュ視覚化コンポーネントを使用して実装された、関連データを含むメッシュモデルの表示です。

サポートされているメッシュ形式は次のとおりです。
--glTFは3Dアセットのオープンスタンダードです。
-STLは、3D印刷の事実上の標準です。
-PLYには、メッシュノードおよび要素に関連付けられたデータを保存する機能があります。アプリケーションにメッシュで表されたモデルがある場合は、PLY形式で簡単に保存して、タブレットで表示できます。追加のデータ（RGBカラーまたはスカラー）を各ポリゴンまたはノードに追加できます。
-OBJは3Dアニメーションの標準であり、ほとんどの3Dグラフィックアプリケーションでサポートされています。
-JTは、3DCADデータを効率的に視覚化するためのISO規格です。

CAD Assistantを使用すると、メッシュをワイヤーフレーム、シェーディング、およびシュリンクビューで表示できます。メッシュに関連するテクスチャ、色、またはスカラーデータが含まれている場合は、選択したプロパティに従って色付けされた要素で表示できます。スカラー量の場合、インタラクティブなカラースケールが表示され、表示される量の範囲を操作するためのコントロールが提供されます。

一般的な操作

CAD Assistant for Androidは、マルチタッチスクリーンを備えたデバイス向けに最適化されており、指のジェスチャーで3Dビューを直感的に操作できます。

左側のツールバーには、モデルをウィンドウに合わせたり、標準ビューを選択したりするためのボタンがあります。 [設定]サブメニューから、ビューアとアプリケーションのオプション、ファイル情報、およびメッセージログにアクセスできます。

ファイルはローカルストレージ（内部メモリまたはSDカード）から開くことができます。 CAD AssistantはAndroidと統合されているため、ファイルの関連付けをサポートするアプリケーションは、関連するタイプのファイルを開くためにCADAssistantを起動します。たとえば、メールクライアントで添付ファイルをクリックするだけで、メールで送信されたSTEPファイルを開くことができます。

CADモデルは、CADデータとしてSTEP、IGES、またはBREP形式で保存できます。 CADおよびメッシュモデルは、ポリゴンデータとしてPLY、STL、またはOBJ形式で保存できます。 [ファイルの保存]ダイアログでは、モデルの現在の画像をPNG形式で保存することもできます。ターゲットディレクトリのメールを選択すると、保存したファイルを添付ファイルとしてメールクライアントが自動的に起動します。

サポートされているデバイス

CAD Assistantは、さまざまな最新のタブレットやスマートフォンで動作することがテストされています。ただし、横向きの画面の向きに最適化されていることに注意してください。これは、電話では不便な場合があります。

アプリケーションにはOpenGLES3.0以降が必要です。

制限

デバイスによっては、大きなファイルを開くのに時間がかかる場合があります。低範囲のグラフィックプロセッサを搭載したデバイスは、大きなモデルの表示に時間がかかる可能性があり、モデルがデバイスで使用可能なメモリよりも多くのメモリを必要とする場合、システムは（サイレントに）アプリケーションを閉じる可能性があります。

詳細については、https：//www.opencascade.com/content/cad-assistantをご覧ください。

フィードバック

GooglePlayまたはhttps://dev.opencascade.org/forums/open-cascade-applicationsのユーザーフォーラムでのフィードバックをお待ちしております。

評価とレビュー

断面プレビューが、自分の用途の模型作りにはかなり有り難い。パーツを外さずに見れる為、スマホでのチェックも効率的に出来て助かる。

非常に便利です。

無料でobj ファイルとstlファイルの相互コンバートが出来て良いです。ただファイルによってはエラーとなる事もあります(エラーが出てもコンバート出来ることもあります)

最新情報

- Improved STEP, glTF, JT translators robustness.
- Added support for reading glTF files using Draco extension.
- Added interface for switching LODs.