幼なじみからの恋愛相談。(ライトノベル)

「放課後、話があるから待ってて」  最近はロクに話すらしていなかった幼馴染・雛形栞から 突然呼び出されることになった俺、殿村隆之介。まさか告白―― 「好きな人ができた」「……おう……ああ、うん、あ、そ」 どうやら、彼女いない歴=年齢の俺に恋愛相談をしたいらしい。 人選を間違えているような。ちなみにどんなヤツなんだ? 1.身近にいて優しくてイケメン 2.同じ学校にいるから話そうと思えば話せる 3.連絡先は知らない――見当もつかないな。 ≪4.昔からずーっと好き≫ ん? これってもしかして……!? 高2。夏。不器用な幼馴染同士。甘くて焦れったい恋物語。