のぼうの城

२०१२ • १४५ मिनिटे

या चित्रपटाविषयी

【TBS Pictures】天下統一目前の豊臣秀吉(市村正親)は､唯一残された敵･北条勢を攻めようとしていた｡周囲を湖で囲まれた｢浮き城｣の異名をもつ｢忍城｣もそのひとつ｡忍城は､その不思議な人柄から､農民たちから"のぼう様(でくのぼうの意)"と呼ばれ親しまれている､成田長親(野村萬斎)が治めることに｡迫りくる天下軍に緊迫する仲間たちを前に､長親は｢北条にも､豊臣にもつかず､皆で今までと同じように暮らせないかなあ～｣と呑気なことを言って皆を唖然とさせる｡天下軍を指揮する石田三成(上地雄輔)は忍城に降伏を迫る｡しかし多勢に無勢､と三成軍のなめきった態度に､長親が思いもよらない言葉を発する｡｢戦いまする｣そして､誰の目にも絶対不利な､たった500人の軍勢対2万の大軍の戦いの火ぶたが切って落とされた･･･!　(C)2011｢のぼうの城｣フィルムパートナー

रेटिंग आणि पुनरावलोकने

観てよかったですが、ちょっと半端な感じも。リアルな歴史ものでもなく、エンターテイメント作品としてももうちょっと。敵役の上地くんも悪くないんですが、もう少し重みのあるキャスティングでもよかったかな？脇役が意外と豪華なだけにバランスが悪いような。

史実に残っているお話。僅か５００の兵で秀吉方２万の大軍に立ち向かう忍城。作戦はあるのか？否、何もない。ただ、城代家老成田長親の人柄が３千の野武士的百姓の情を巧みに捉え、坂東武者の面目をかろうじて保った。野村萬斎が原作のイメージをアップグレードしているが、原作でのイメージとは少し違う。兎に角興味深い！

　石田三成の描き方（性格に多少難はあるが、敵の行為に素直に感動する辺り）や、大谷吉継の描き方（こちらは正統派解釈、カッコイイ！）が良かった。長束正家に関しては噛ませ犬的役回りで、少し気の毒でしたが。 　作品全体としては、見るべき点も多々あるのだが、戦のシーンや言葉遣いを今少し「それらしく」してもらえれば、もっと良かったのだが…。「民放のテレビドラマ」の域を出れていないのが残念。