小さい頃から入退院を繰り返し、親友はママだけという毎日を過ごしてきた内気な少女ミナ(イム・スジョン)。ある日、彼女が住むマンションの下の階に、ちょっといい加減で図々しいけれど、人懐っこい笑顔が憎めないカメラマン・ヨンジェ(キム・レウォン)が引っ越してくる。運命の出会いをするふたりだが、それはヨンジェだけが知っている“仕掛けられた恋”。そしてヨンジェにとって気軽な恋のはずだった。だが、運命の波がミナを飲み込もうとしたとき、ヨンジェは初めて彼女を深く愛している自分に気づく…。かけがえのない人が死にゆく運命だと知ったとき、かけがえのない人を残して死んでいかなければならないとき、人は大切な人に何をしてあげられるのだろうか…?