ザ・フォーリナー／復讐者

2019 • 110 minute

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ロンドンでレストランのオーナーとしてつつましい生活を送るクワン（ジャッキー・チェン）。平穏無事な生活を送っていた中、突然たったひとりの高校生の娘が無差別テロに命を奪われてしまう。クワンは復讐の怒りに煽られ、静かに爆発していく。彼は犯人を探すうちに、北アイルランド副首相のリアム・ヘネシー（ピアース・ブロスナン）にたどり着く。ヘネシーは、官僚としての仕事で過去に抱えた問題に脅かされていた。クワンの犯人を追うあくなき執念が、昔アメリカの特殊部隊出身であることを浮き彫りにしていく。次第に明らかになっていく二人の過去。敵か、味方か…孤独な男たちの戦いは、想像もしない結末へと向かっていく―。

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ロンドン警視庁×テロリスト×北アイルランド副首相。そして単独で動く、娘を失った父親。人物相関図がやや複雑ですが、豪華な役者さんたちの共演は見もの。エンドクレジットでは、お馴染みのジャッキー・チェンの歌声。やはり彼は歌手でもある、ということを再認識させられます。ジャッキー作品が面白かろうが面白くなかろうが、彼の歌で終わるとなんだかホッとするのは、自分だけでしょうか。

ジャッキー・チェンとピアース・ブロスナン、というだけで面白くないわけない、と思い見ましたが、良かったです！ 生きる希望であり、唯一人の娘を失った、年老いた元特殊部隊隊員が復讐に立ち上がる、というのが基本ですが、「復讐」についてがテーマで、サスペンスさや深さもある作品でした。 もちろん、始まりは単なるお爺さんな、ジャッキー・チェンがアクションで大活躍するシーンも満載で、ジャッキーを尊敬します。 日本未公開映画とのことで、あまり知られて無いと思いますが、おすすめです！

ジャッキーがダークヒーロー的な感じなのは斬新で観たかった訳だが、内容はありきたり。正直、ラストシーンの眠れる龍云々はいらなかった。