ネバーランドにある妖精の谷=ピクシー・ホロウに、秋の到来を祝う《秋の祭典》が近づいてきました。今年は、祭典の夜に青い満月が昇る8年に1度の特別な年。青い満月の光が祭壇の「聖なる杖」に納められた〈月の石〉にさしこむと、妖精の命ともいえる「青い妖精の粉」が生まれるのです。ティンクはその「聖なる杖」を作る大役を任され、代々受け継がれてきた〈月の石〉を預かる。ところが、親友テレンスとの友情にひびが入ったとき、なんと大切な〈月の石〉までも砕けて粉々に! このままでは妖精たちは魔法の力を奪われてしまいます。いまやネバーランドの未来を救えるのはティンクだけ。青く輝く〈月の石〉、スリルに満ちた洞窟、伝説の海賊船、願いをかなえてくれるという魔法の鏡・・・伝説が息づく広い世界で、ティンクは綿の実で作った気球をあやつり、困難を乗り越えて、前へと進んでいく。(C)Disney