パプリカ

2006. • 90 minuta

O ovom filmu

精神医療研究所が開発した、他人の夢を共有できる画期的テクノロジー"ＤＣミニ"が盗まれた。それを機に研究員たちは次々に奇怪な夢を見るようになり、精神を冒されていく。謎の解明に挑む美人セラピスト千葉敦子は、極秘のセラピーを行うため、性格も容姿もまったく別人の"夢探偵パプリカ"に姿を変え、クライアントの夢の中へと入り込む。しかし、狂ったイメージに汚染された夢の中では、おぞましい罠がパプリカを待ち受けていた...。 (原作 - Paprika)

Ocjene i recenzije

ネタバレは伏せるので詳しいことは言えないですけど過程が単純に意味がわからない。「何がどうなってこうなった」というのが全くわからない事が多かった。それでも話の設定や大まかな事は面白かったし、登場人物がポツリと言った言葉でも拾って言ったりするのが伏線回収という大それたものでは無いけど好きだった。理解できないのに不思議と何度も見たくなる映画。あと平沢進さんの音楽が素晴らしい。

映像作品として、単純に凄い。 とにかく書き込みとフレーム数が物凄い数で、日本のアニメーションとはこんなにも鮮やかで緻密に動く物かと感動する。セル画の真骨頂といったところで、デジタルでは絶対に出来ない作画の嘘も効果的に作用している。特に音楽と合わせた夢の描写は鳥肌物で、見ればわかるがとにかく凄いのだ。とにかく、映像畑に身を置く物なら確実に感動するだろう作品(AKIRAのバイクシーンに通ずる感動と言えば分かりやすいか)。……だが、お話として面白いかと言うと決してそんなことはない。 ハッキリ言って、内容は意味不明だ。難解とかそういう話ではなく、意味不明なのである。知ったかぶりたい自称識者以外はまず絶対に理解できない電波的、カルト的な内容で、有志による考察を幾つも読み込んでようやっと雰囲気を理解出来るという程度のもの。 そういう意味では決して万人向けの作品ではない。 あくまでも、アニメーションに感動する作品ということを念頭に置いておきたい。

過去の皆さんのレビューを読んで面白そうだなと購入したのですが、どこかの有名アニメ映画に似ている。時期も一緒だし。