ロッキー・バルボアは、フィラデルフィアの三流ボクサー。ジムのオーナーからも見放され、高利貸しの取り立てをしながら生計を立てている。シャイなエイドリアンとは、彼女の兄の協力もむなしく中々親しくなれない。しかし、ロッキーの冴えない生活は世界ヘビー級王者のアポロ・クリードの思い付きによって一変する。 “無名なボクサーにチャンスを与える”という大義名分のもと、建国200年の記念試合の相手に格下選手を選ぶことにしたのだ。アポロの思惑は知らず、トレーニングに没頭するロッキー。クライマックスの試合では、 “イタリアの種馬”が最終ラウンドまで大健闘を見せる。