君の名前で僕を呼んで （吹替版）

2018年 • 131 分鐘

關於這部電影

1983年夏、北イタリアの避暑地。17歳のエリオは、アメリカからやって来た24歳の大学院生オリヴァーと出会う。彼は大学教授の父の助手で、夏の間をエリオたち家族と暮らす。はじめは自信に満ちたオリヴァーの態度に反発を感じるエリオだったが、まるで不思議な磁石があるように、ふたりは引きつけあったり反発したり、いつしか近づいていく。やがて激しく恋に落ちるふたり。しかし夏の終わりとともにオリヴァーが去る日が近づく…。

評分和評論

美しい、非常に美しい。 そしてもどかしくて悲しい。 普通じゃないからこそ美しく、当たり前でないから…愛おしい。 とても綺麗な映像と繊細な心理描写、葛藤や苦しみも丁寧に描かれているし引き合いながら退いてしまう2人もよく分かる。性欲について丁寧な絵で、より深く17歳の苦しみを感じられた。 2時間越えの映画で退屈に感じた。魅せられるし引き込まれるが、序盤がまだ触れ合う時でないと感じる2人を間延びで少し多めに描いているからか、何処か遠回りに感じる、だがその遠回りに伝わる心理も分かる、分かることはわかるけど…ちょっと序盤に入り過ぎていたのでもう少し中盤にも欲しかった。 また、個人的に不満なのが、場面転換の都合で曲をぶつ切りにするシーンが数箇所あるがせめてフェードアウトが良かった。確かに場面を切るが余韻が欲しいところでもあった。映像や心理が綺麗なだけに少し残念に感じてしまった。 エンディングでのエリオとオリバーとのそれぞれの別世界線の話も伝わる、苦しいのも痛いくらいわかる。だが、あの顔で終わって欲しくはなかったかなー、笑って欲しかったな（笑） でも観て欲しい。とても綺麗。そして…何より尊い（笑）

精神的に慌ただしくて疲れているとき、夜不安で眠れないとき、微かなときめきが欲しいときに何度も見ました。主人公の2人も、風景も、内容も、美しいし儚いし切ないしとても好きでした。

凄く良かった。最悪なクリスマスが良くなった。人に説明するのが難しい。とりあえず見て欲しい。