sakayu
映画は酷く批判されてしまいましたが観る視点が大分ズレてるなと思っています。この映画は終始たった4歳の「くんちゃん」の一人称で綴られる物語を描いています。所詮は4歳の目から見た世界ですよ?家に段差が多すぎて危ないだのこんな金持ち家庭なんて今時居ないだの戦争描写がどうの…(戦争描写…え?描写??)もう一般的に論じられてる批判の内容が総じてナンセンスなんです。そんなのマジでこの映画的には全くどうでも良くて、肝心なのはくんちゃんの心の揺れ動くさまなんですよ。庭から様々な世界へ通じ沢山の体験をするくんちゃんの眩しい生命力というか一生懸命なさま…ひとつひとつの描写が丁寧で思わず劇場でも涙してしまいました。……とここまでは映画の内容についてなんですがこれから配信版を購入する方に忠告です。映画の終盤、アニメーション的にとても動きの激しいシーンが何箇所か挿入されるのですが、ブロックノイズが画面全体に渡って発生します。特に配信という画質の限界を感じました。ダウンロードして観ても発生してるので元データの問題です。観ててどうしても気になるレベルなので、出来ればBlu-rayを借りて映像美を楽しんで欲しいです。
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