ゲット・アウト

2017. g. • 104 minūtes

Par šo filmu

ニューヨークに暮らすアフリカ系アメリカ人の写真家クリスは、ある週末に白人の彼女ローズの実家へ招待される。若干の不安とは裏腹に過剰な歓迎を受けるものの、黒人の使用人がいることに妙な違和感を覚える。翌日、亡くなったローズの祖父を讃えるパーティに多くの友人が集まるが、何故か白人ばかり。そんななか、黒人の若者を発見し携帯で撮影すると、フラッシュが焚かれた瞬間彼は鼻から血を流し急に豹変し、「出ていけ！」と襲い掛かってくる。"何かがおかしい"と感じたクリスは、ローズと一緒に実家から出ようするが...。

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黒人差別の背景から独特な世界観。最後までドキドキしながら楽しめました。ホラー要素はそこまで強くはないのでビビりすぎることなく見れたのも良かったですね。

初見と２回目以降で観方（映画の楽しみ方）が全く変わるので２度美味しい映画です。初見は主人公と同じ心境で映画を観ている感じです（この意味は観たら分かります）。当たり前ですが２度目の視聴はネタバレしているので展開は分かるのですが、それ以上に各キャラクターのセリフ・アドリブなどその意味するものが何なのか分かれば分かるほどハマると同時にゾッとします。「えっ、ということは・・」っていうポイントが随所に散りばめられていて伏線回収が盛りだくさんです。なので正直何回も見返して答え合わせしている自分がいました。登場する俳優さん達の演技力も凄いなと改めて感じます。この映画観た人と感想を語り合いたい（切実）

凄く好感が持てる作風。南北戦争時代まで遡る南部の黒人差別を少しだけ予習しておくといいでしょう。