ロバート・ペン・ウォーレンのピュリッツァー賞受賞作を49年に続いて豪華キャストで再映画化した政治ドラマ。政治の腐敗に憤り知事選に名乗りを上げた理想に燃える一人の男が、いつしか自らも悪の道へと落ちていく姿を描く。1949年、ルイジアナ州メーソン市。新聞記者のジャックは、役人の汚職を告発して職を追われた実直な男ウィリーに興味を抱く。やがて汚職が原因の欠陥工事で大惨事が起こり、ウィリーは一躍注目の存在となる。その人気に目をつけた役人の後ろ盾を得て、ウィリーはついに知事選への出馬を決意するのだが...。