椿姫とは、アメリカ合衆国の劇映画。サイレント。アレクサンドル・デュマ・フィスの『椿姫』の映画化で、主演はアラ・ナジモヴァとルドルフ・ヴァレンティノ。原作は1840年代のパリが舞台だが、1920年代に変更されている。大胆なアール・デコ風セットをデザインしたのは美術監督のナターシャ・ランボヴァで、後にヴァレンティノと結婚した。
日本では1924年に公開され、その年のキネマ旬報ベストテン「芸術的に最も優れた映画」の第3位に選出された。なお、それ以前に『カミーユ』という邦題で公開されたとする資料もある。