愛と哀しみの果て

1985年 • 160分
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この映画について

デンマークの裕福な家に育ったカレン(メリル・ストリープ)は、どこか遠くで暮らしてみたいという思いから、スウェーデンの男爵ブロル(クラウス・マリア・ブランダウアー)と結婚し、アフリカ・ケニアに移住する。二人はカレンの持参金を元手に牧場を経営するはずだったが、ブロルはカレンに断りもなく、コーヒー栽培の農場を作ってしまう。おまけに自分は狩りに出かけたまま何日も家を空けるという状態で、結局、農場経営はカレン一人が奔走し、原住民たちとの交渉も彼女の仕事となった。そんなある日、ライオンに襲われそうになったカレンは、間一髪のところで冒険家デニス(ロバート・レッドフォード)に助けられる。彼女は次第に、自由奔放に生きるデニスに惹かれていくが...。 実際にアフリカ・サバンナに生きた女性作家、アイザック・ディネーセンの生涯を、「追憶」「ザ・ファーム/法律事務所」のシドニー・ポラック監督が、メリル・ストリープ(「めぐりあう時間たち」)とロバート・レッドフォード(「スパイ・ゲーム」)という二大スターの競演で映画化。豊かで、ときに残酷なアフリカの壮大な自然を、美しく抒情あふれる映像美で感動的に描き出している。
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