パリ、ただよう花

2011年 • 105分

この映画について

「天安門、恋人たち」「スプリング・フィーバー」のロウ・イエ監督が、北京出身フランス在住の作家リウ・ジエの自伝的小説を基に、理屈では割り切れない愛の不思議を女性の視点から赤裸々に描き出した恋愛ドラマ。主演はモデルとしても活躍するフランス生まれの中国人新進女優コリーヌ・ヤンと「預言者」のタハール・ラヒム。北京からパリにやって来た中国人留学生のホア(花)は、ふとした偶然から肉体労働者のマチューと出会い、彼の強引さに思わず体を許してしまうと、いつしかその荒々しいセックスに溺れていく。やがてマチューから唐突に求婚されるホア。しかし、教育も文化もまるで違う2人の結婚観はあまりにも大きく隔たっていた。しかも、そんな2人はそれぞれに秘密も抱えていたのだが...。