「ハンナ・アーレント」のマルガレーテ・フォン・トロッタ監督と主演のバルバラ・スコヴァが再びタッグを組んで贈るミステリー・ドラマ。亡き母と瓜二つのオペラ歌手の存在を知り、真相を探り始めたヒロインが、やがて思いがけない家族の秘密へと辿り着くまでの道行きを描く。共演は「帰ってきたヒトラー」のカッチャ・リーマン。ドイツに暮らすしがないクラブ歌手のゾフィはある日、父親に呼び出され、ネットの記事を見せられる。そこには、1年前に亡くなった最愛の母エヴェリンと瓜二つの女性が写っていた。彼女はメトロポリタン・オペラのプリマドンナ、カタリーナ。エヴェリンとの関係を知りたいという父に頼まれ、ニューヨークへ向かったゾフィだったが...。