1884年、女王陛下の名の下、世界の4分の1を支配下に収め、なお領土拡大を続けるイギリス軍。その将軍を父に持つ青年ハリーは、ジャックら親友たちからも熱い信頼を受ける若きエリート士官。美しき婚約者エスネも得て順風満帆な人生を送っていた。そんなある日、彼はスーダンへの反乱軍鎮圧の任務を命じられる。しかし、この戦争に疑問を感じたハリーは苦悩の末に除隊する。そんな彼のもとには、ジャックを除く連隊仲間から臆病者を意味する"白い羽根"が送られてくる。そして、誇りを重んじるエスネもまた、ハリーの行動に失望し彼のもとを去っていく...。