ワンダーウォール

1968年 • 85分
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この映画について

イギリス時代最後のJ・バーキンが出演した、幻想的で摩訶不思議なシーンの連続で見せる作品。ある研究熱心な老教授が、可愛い女の子が隣に住んでいることを知る。そして、壁の穴から彼女を見るうちに、研究の対象を女の子に変えてしまう。彼女の夢と教授の夢が錯綜し、幻想の世界へトリップしていく様をサイケデリックに描いている。J・バーキンは不思議な役どころで、セリフが一切無く、モデルのように画面に登場するだけ。いかにも60年代後期に作られましたという作品である。音楽を担当したのは、当時ビートルズのメンバーで、初のソロアルバムが本作というジョージ・ハリソン。シタールを使ったインド音楽とロックが、映像にぴたりとはまっている。