ザ・ベイ(吹替版)

2014 • 84 minutes

About this movie

メリーランド州チェサピーク湾にある、昔ながらの海辺の町クラリッジ。そこでは、水こそが地域の原動力となっている。ある日、2人の海洋学者は湾の水に驚くほど高濃度の毒性があることに気づく。彼らは町長に警告するが、静かな町にパニックを起こすまいと町長はそれを無視する。7月4日、町は独立記念日を祝うカーニバルムードに包まれ、たくさんの人々の笑顔で溢れていた。しかし、その風景は一瞬にして惨劇へと変わる。チェサピーク湾に疫病が発生。人々は精神を、ついには体中を蝕んでいく突然変異した寄生虫の餌食となる―――！ Rating PG12 (C) 2012 ALLIANCE FILMS (UK) LIMITED. All rights reserved.

Ratings and reviews

突然変異した寄生虫によって港町の住民が次々と死んでいくパニックものです。ドキュメンタリータッチで静かに怖さを強調するのがメインなので、寄生虫が集団で大暴れ･･･みたいな派手なのを期待すると肩透かしを喰うかもしれません。ただ、なかなかリアルな描写なので個人的にはそこそこ楽しめました。

ホラーというよりはグロテスク。怖さを期待するのであれば見ない方がよい。そして映像がとても雑。意図してやっているのは分かるが安っぽさが目立つ。実録バイオハザード(パンデミック?)のような感じ。これといった主人公はおらず、生還した人が最初から出てきて様々な登場人物が撮影した映像とともに惨事を語る、というストーリー。解決の為に主人公が何をするわけでもなくただ事態の恐ろしさだけを映したもの。自然界への汚染がこんな影響を及ぼすかもしれない、といった感じのものが好きな方にはお勧め。主人公が立ち向かっていくようなホラーが好きな方には不向き。私は面白いとは思いませんでした。

ドキュメントみたいな感じの映画でした。