ディバイナー 戦禍に光を求めて(字幕版)

2016 • 111 minutes
3.9
10 reviews
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About this movie

1919年、トルコ。
愛する息子たちを探し出すため、異国の戦地に父が降り立った――。

 オーストラリアで水脈を探し当てるディバイナーの農夫、ジョシュア・コナー(ラッセル・クロウ)。彼の3 人の息子、アーサー(ライアン・コア)、エドワード(ジェームズ・フレイザー)、ヘンリー(ベン・オトゥール)は第一次世界大戦時に出兵し、“ ガリポリの戦い” で消息が途絶えていた。それから4年。終戦になっても遺体がないため、墓を作ってやることもできず、息子たちの死を未だ受け入れることのできない妻のエリザ( ジャクリーン・マッケンジー) は、精神に支障をきたし、自ら池に身を投げてしまう。
 もはや守るものがなくなったジョシュアは、せめて息子たちの骨を拾って故郷の土に埋めたいと、海を渡り、戦禍の傷痕残るトルコを訪れる。そんななか、ジョシュアはイスタンブールで、女手一つで息子オルハンを育てているホテルのオーナー、アイシェ(オルガ・キュリレンコ)と出会う。夫を戦地で失っていた彼女はジョシュアに対し、当初冷ややかな態度を取るが、オルハンを通じ、次第に心を通わせていくのだった。だが、そんな彼女には義兄の第二夫人となる縁談の話が進んでいた。
 その後、ジョシュアはイギリス陸軍省からの通行許可を得ないまま、違法に漁師を雇い、ついにガリポリの地を訪れる。現地で指揮を執るイギリス軍のヒューズ中佐(ジェイ・コートニー) はジョシュアをすぐに返そうとするが、彼の強い想いに根負けし、元オスマン帝国軍で現地に詳しいハサン・ベイ少佐(イルマズ・アルドアン)を引き合わせることに。そして、ジョシュアは息子たちの敵でもあったハサンの口から、彼らに起こった衝撃の真実を耳にする。さらに、長男のアーサーだけは捕虜に取られ、収容所でまだ生きている可能性があることを知るのだった。
 他者を赦すこと、そして自身を赦すことを知ったジョシュアは、迫り来る危険に立ち向かい、愛する息子を捜し出せることができるだろうか。
(C)2014 DIVINER HOLDINGS PTY LTD, RATPAC ENTERTAINMENT LLC, NETWORK INVESTMENT HOLDINGS LIMITED, SEVEN NETWORK(OPERATIONS)LIMITED AND MEGISTE FILMS PTY LIMITED

Ratings and reviews

3.9
10 reviews
Yosito Simanaka
June 22, 2016
あまり感情移入ができない。日本人の感覚には合わない?