ディズニーの大自然への情熱と感動をよみがえらせ、最高のスタッフと最新鋭の技術によって壮大なスケールで描き出すドキュメンタリー・シリーズ“ディズニー・ネイチャー”第1弾の舞台は、アフリカ・タンザニア北部にあるナトロン湖である。ナトロン湖は水の毒性が強い“死の湖”で、ほとんどの生物は生きることができない。しかしその過酷な環境で、生命を育む野生動物がいた。毎年雨季になると、100万羽を越えるフラミンゴがナトロン湖に飛来する。いっせいに湖を覆い尽くすフラミンゴの群れは、しばらくすると魔法のように姿を消す。何百キロ、何千キロと離れた場所から、なぜフラミンゴたちはやってくるのか。なぜ彼らの体は、深い紅色に染まるのか。不死鳥、フェニックスにもたとえられるフラミンゴが繰り広げる生命のドラマには、想像を越える地球の秘密が隠されていた。