人生最高の贈りもの

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人生最高の贈りもの episodes (1)

1 人生最高の贈りもの
Season-only
東京・豊島区。鬼子母神堂の裏手に佇む小さな洋館に、元大学講師の翻訳家・笹井亮介(寺尾聰)は暮らしている。妻に先立たれ一人暮らしとなった今は、家事も料理も完璧にこなすが、仕事は自由奔放。〆切を守らない亮介に、担当編集者・野村(勝地涼)はいつも隣で頭を抱えていた。さらに近所に住む原口光代(キムラ緑子)は、亡き妻から「主人をよろしく」と頼まれたのを口実に、毎日勝手に家に上がり込んでいる。一方、亮介の一人娘・ゆり子(石原さとみ)は、長野県安曇野ののどかな町で、亮介の元教え子で教師の夫・田渕繁行(向井理)と暮らしていた。ところがある日、ゆり子が父のもとに帰ってくる。連絡もなく突然の帰省に驚く亮介は理由を尋ねるが、ゆり子は一切語ろうとしない。わかったのは家にいる期間を決めていないということだけだった。これまで「父と娘」の会話をろくにしてこなかったため、二人の間にはぎこちない雰囲気が漂う。こうして始まった父と娘の2人暮らし。緊張しつつも温かく穏やかに過ぎていくが…実は娘の人生に残された時間はわずかだった。娘が胸に秘めていた決意とは?そしてそんな思いを父が知る時が来るのだろうか。

About this show

早くに妻を亡くし東京で一人暮らしをする笹井亮介(寺尾聰)のもとに、長野で夫(向井理)と穏やかに暮らしている、一人娘のゆり子(石原さとみ)が突然帰ってくる。ゆり子は人知れず余命宣告を受けていた。余命わずかなことを隠し、父のもとへ里帰りした娘。そして、そんな娘に戸惑う父。家族や彼女を取り巻く人々は、大切な人に降りかかった運命をどう受け入れ、どう向きあい、そしてどんな同じ時を過ごすのか?それぞれの人生や思いが交錯する中で、ゆり子が胸に秘めていた決断とは…?相手を思いやる心、ひたむきに生きる姿勢…そんな「家族の絆」や「人としてあるべき姿」を、切なくも温かく描いた愛と感動のヒューマンドラマ。(C)テレビ東京/ホリプロ