北くんがかわいすぎて手に余るので、３人でシェアすることにしました。

自慢の美貌を武器に恋愛経験豊富な看護師・浅田南（本田翼）は、勤務先で出会った北くん（岩瀬洋志）に一目ぼれ。ナチュラルボーン天使の北くんに夢中になる。ところが時を同じくして、北くんに想いを寄せるパン屋店員・比留間東子（志田未来）と書店員・西野悠（増子敦貴）が現れる。万人を受け入れる北くんの愛されぶりは衰え知らず。ライバルが増えると焦る南に2人も同調し、北くんの愛を3等分してシェアしようと“33％の会”を結成、4人で同棲生活を送ることに。そんなある日、ビルの屋上に北くんの姿が。人生に絶望した女性に道で声をかけられ、「一緒に死んでほしい」と頼まれたのだ。警察官の古賀弘樹（おいでやす小田）が2人の説得を続けている中、南たちも騒ぎを聞いて駆けつける。ところが北くんは誰もが予想しなかった行動に…。©榊こつぶ／双葉社／カンテレ

ある晩、北くん（岩瀬洋志）を囲んで恒例の王様ゲームを楽しんでいると、東子（志田未来）のもとに、母・初江（羽野晶紀）から電話がかかってくる。結婚する気配がない娘を心配する初江は、電話口の向こうから聞こえた北くんの声に反応。週末に夫の隆（マギー）と上京すると息巻く。恋人をシェアしていることを両親に理解してもらえるはずもなく、特に隆は昭和の頑固オヤジで、今の状況を知れば実家に連れ戻されかねないと考えた東子は、南（本田翼）たちに両親が来ている間だけ北くんと2人きりにしてほしいと頼む。迎えた週末、夜勤を終えた南が帰宅すると、東子の隣には初江の前で北くんのふりをする西野（増子敦貴）が。そして、隆の姿はなかった。その頃、北くんは釣り堀にいた。そこには、気まずさから逃げ出した隆が偶然居合わせて…。©榊こつぶ／双葉社／カンテレ

持ち前の自由奔放さで、真面目な性格の東子（志田未来）と対立しがちな南（本田翼）だが、この日も些細なことで大喧嘩に。いら立ちを募らせる南は、東子を見返すため、料理本を買おうと西野（増子敦貴）が働く書店へ。しかし、そんな南の浅はかな考えは西野に見透かされる。そのうえ、2人のやりとりを見て嫉妬した西野のファン・大泉天（横溝菜帆）から“オバさん”扱いされ、南のいら立ちはピークに。西野は天の熱い視線に気づいていたものの、関わる気は一切ない様子。そこには異性にまつわる、西野のある苦い思い出が関係していた。一方、天に思いを寄せる松山大地（橋本和太琉）は、天が“西野”という名の書店員に片思いしていることを知ってショックを受ける。大地は恋のライバルをこの目で確かめようと書店を訪れるが…。©榊こつぶ／双葉社／カンテレ

ある日、南（本田翼）に高級レストランへの招待状が届く。北くん（岩瀬洋志）からだと大喜びだったが、当日、店には元恋人の貴船波海斗（木村達成）の姿が。バレーボールに打ち込んでいた南は、高3のときに大ケガを負い入院。実業団の内定も取り消しになり夢を絶たれた。しかも、当時付き合っていた波海斗は、そんな南に寄り添うどころか突然姿を消し音信不通に。にもかかわらず、再び南の前に現れ突然のプロポーズ。話を聞いた西野（増子敦貴）たちは、世界的実業家で超有名人の波海斗と結婚すべきだと大興奮。しかし、南は元恋人の身勝手な振る舞いに怒りが収まらない。一方、南たちがみだらな共同生活を送っているという怪文書がマンションのポストに投函され、住人たちは管理人に猛抗議。さらに、南たち3人の職場にも怪文書が届き…。©榊こつぶ／双葉社／カンテレ

北くん（岩瀬洋志）との同棲生活を暴露する怪文書が南（本田翼）たちそれぞれの職場に届き、南は院長から退職を促される。西野（増子敦貴）は波海斗（木村達成）の仕業ではないかと疑うが、南は波海斗をかばう。その様子を見た東子（志田未来）は、南の中にある迷いが生まれていることに気づく。そんななか、波海斗が南を訪ねて病院へやって来る。患者のために懸命に働く南の姿を見た波海斗は、あることを決意する。南が帰宅すると、部屋には同じマンションに住む正史（二ノ宮陸登）が遊びに来ていた。一方、息子・正史の姿が見当たらないと取り乱した倉崎史香（川面千晶）が、駆けつけた警察官の古賀（おいでやす小田）に南たちに誘拐されたに違いないと訴え、4人の部屋へ押しかける。そこへ史香の旦那・正人（池田良）と北くんも現れ…。©榊こつぶ／双葉社／カンテレ

ある日、南（本田翼）たちのもとに、絶景カップルシートで食事を楽しめる山頂レストランへの招待状が届き、4人は山へ行くことに。南と西野（増子敦貴）は北くん（岩瀬洋志）と絶景カップルシートで食事をする権利をかけ、我先にと山頂を目指す。ところが、西野は途中で足を捻ってしまう。一方、東子（志田未来）と北くんはロープウエーで山頂へ。しかし、山頂でレストランは見当たらず、何者かの悪質な嫌がらせに怒りを露わにする東子。やがて雨が降り始め、足を痛めた西野を連れて洞穴に避難していた南は、西野が発熱していることに気づく。朦朧とする意識のなか、南に励まされながら眠りについた西野がふと目を覚ますと、隣では南が眠っていて…。西野は洞穴での一件から気がつくと南のことばかり考えるようになり、気持ちの変化に戸惑う。©榊こつぶ／双葉社／カンテレ

北くん（岩瀬洋志）と出かけた南（本田翼）と東子（志田未来）が小競り合いをしていると、突然、幼い女の子・スピカ（永谷咲笑）が「パパ」と言いながら北くんに駆け寄ってくる。さらに、一緒にいた、圧倒的な美貌を持つ明星（藤井美菜）を「ママ」と呼び、南たちは北くんが妻子持ちだったのかと大きなショックを受ける。一方、看病してもらって以来、南のことばかり考えるようになった西野（増子敦貴）は、それが恋なのか分からず思い悩んでいた。スピカたちの存在に敗北感を覚えた南は、仕事終わりに酒をあおり、ナンパ男を相手にやけを起こしていたところを偶然通りかかった西野に助けられる。自暴自棄になった南に、西野が心の内を吐露する。その頃、心を乱し普段はしないようなミスをして落ち込んでいた東子の前に、スピカと明星が現れて…。©榊こつぶ／双葉社／カンテレ

明星（藤井美菜）たちが北くん（岩瀬洋志）の姉親子だと聞いて一安心する一同。一方、西野（増子敦貴）が南（本田翼）に特別な感情を抱いているのではと勘繰る東子（志田未来）は、4人の関係が壊れないよう“33％の会の掟”にある項目を増やそうと提案する。そんななか、東子が働くパン屋に一人のイケオジがやって来る。男は買ったばかりのパンをその場で食べ始め、「おいしい～！」と興奮気味。その様子に思わずドキドキしてしまう東子。以来、その男・山田和男（和田聰宏）は東子が焼いたパンを目当てにお店へ通い詰め、ついには軽井沢に一緒に店を出さないかと誘う。一方、東子の様子がおかしいことに気づいた南は東子を尾行し、山田との関係を問い詰める。時を同じくして、比留間家のトラブルメーカーの東子の妹の影が…。©榊こつぶ／双葉社／カンテレ

東子（志田未来）の預金通帳が盗まれた。犯人は妹の京子（加藤千尋）で、これまでにもお金の無心をすることがあったという。盗まれたお金は自分の店を持つための開業資金だと知る南（本田翼）は警察に行こうと促すが、東子はそれを拒否し妹をかばう。翌日、東子は山田（和田聰宏）に開業資金が用意できないため軽井沢には行けないと告げる。さらに恋人をシェアしていることも打ち明け、山田を驚かせるが、山田はそんな東子の境遇すらも受け入れ諦めようとしない。家で東子が南に相談していると西野（増子敦貴）が帰宅。その後ろには、なぜか京子の姿が。その日、シェアハウスに泊まることになった京子は、真面目な姉からは想像もつかない恋愛スタイルに驚いたと話す。さらに、東子の不安や迷いを聞き、胸に秘めていた東子への思いを語り始めて…。©榊こつぶ／双葉社／カンテレ

軽井沢のパン屋のオープンが近づき、山田（和田聰宏）は東子（志田未来）に人手が足りないので手伝いにきてほしいとぼやく。そんななか、東子のもとに母・初江（羽野晶紀）が倒れたと連絡が入り、急いで帰省することに。一方、西野（増子敦貴）のもとを青山真理愛（鈴木ゆうか）が突然訪ねてくる。学生時代のいじめ疑惑で炎上し窮地に立たされた真理愛は、西野にあることを依頼する。過去の嫌な思い出が蘇った西野はその場で動けなくなってしまう。やがて、一部始終を見ていた北くん（岩瀬洋志）に自身の辛い過去を打ち明け…。一方、南（本田翼）の病院では絹子（萬田久子）が姿を消し大騒ぎに。話題のスイーツを買いに行こうとしたらしい。わがままな絹子の口車にのせられた南は、仕方なくそのスイーツを買いに行くことにするが…。©榊こつぶ／双葉社／カンテレ