LOST(字幕版)

2004 • Dlife
4.5
30 reviews
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Season 5 episodes (17)

1 責めを負う者
1/21/09
Season-only
"80年代?、島で、キャンドル博士(本名チャン博士)がオリエンテーション・フィルムを撮っていると、建設中のオーキッド基地で事件が起こる。地下の壁を掘削しているとドリルが溶け、作業員が鼻血を出して倒れたのだ。博士は、それ以上壁を掘り進めることを禁止する。そこには無限のエネルギーがあり、そのエネルギーを制御できればタイム・トラベルが可能になるのだと現場監督に説明する。バカにする現場監督が話しかけた作業員がファラデーだった。島が動き、ジャックたちがオーシャニック6として故郷に戻ってから3年が経ち、ジャックがロックの棺を前に泣いているとベンが来て「みんなを島につれて帰らなければならない」と言う。ジャックはベンの言うことを聞き、とりあえず自宅へ戻り荷物を詰めているとテレビで、ハーリーが人を殺して病院から逃げたというニュースが流れる。ハーリーはサイードに連れ出されて「安全な場所」に行くはずが、サイードのホテルには刺客が2人も待っている。サイードは何とか2人を殺すが、何本も麻酔の矢を打たれた状態。ハーリーが担いで車へ。 島では、動いた直後。バーナードらがキャンプがなくなったといって騒いでいると、ファラデーが戻ってきて、「なくなったのではなくできる前だ」という。そして人が作った物を見たいと言い、ソーヤーとジュリエットが、科学者チームをハッチへ連れていく。だが途中でソーヤーが説明しろとファラデーを締め上げ、ファラデーは、島が光に包まれる度に時間を移動しているのだと説明する。 1人、みんなと別のところで光に包まれたロック。リチャードらが消えたので丘に登ると、セスナが墜落するのを目撃。木の上に引っかかったセスナの様子を見に木を上り始めるとイーサンに脚を撃たれ落下。イーサンに殺されそうになるとまたフラッシュが光り、イーサンが消える。するとセスナは落ちたあと。しばらくするとアルパートが救急箱を持って現れ、ロックの脚の手当をして「今度会う時は君を知らないからこれを見せろ」といって方位磁石を渡す。さらには島を救うために出て行った者を全員連れ戻さないといけない、そのためにはロックが死ななければならない、と言う。 ファラデーらは吹き飛んだハッチ跡に到着。しばらくするとまたフラッシュが光り、ハッチが戻る。ソーヤーは物資を取り出そうと裏口に行くが、「過去に起きなかったことは起きない」と止めるファラデー。シャーロットが鼻血を出す。本人には大丈夫だというが、みんながビーチへ戻った後ハッチへ1人残り、ドアを20分叩き続ける。防護服を着て出てきたデズモンドに「僕らを助けるためにオックスフォード大学へ行って母親を捜してくれ」と言われるが、名前を聞く前にまたフラッシュが光り、デズモンドは島を出て3年後、ヨットの上で目覚める。ペニーに「夢ではなく記憶だ」といい、オックスフォードへ行くためヨットの錨を巻き上げ始めた。"
2 嘘
1/21/09
Season-only
"3年前、サーチャー号で「嘘をつく」と決めるオーシャニック6。ハーリーは納得していなかった。 現在、失神したサイードを乗せて逃げるハーリー。パトカーに止められると、乗っていたのはアナ・ルシア。ハーリーにうまく逃げるための指南をして「リビーがよろしく言ってた」と言って去っていく。もちろんハーリーの見た幻だった。 ハーリーは着替えて両親の住む家へ。ハーリーが着替えたガソリンスタンドに入れ違いで入ってくるケイト。どこへ逃げようか考えているとサンから電話がありサンのホテルへ向かうケイト。サンに悩んでいるのを見抜かれ、血液検査の件を話すと、相手の狙いはオーシャニック6の嘘を暴くことではなくアーロンだと断言。相手を「処理」するべきだと言う。ケイトは自分をどんな人間だと思っているんだと一瞬怒るが、サンはケイトが貨物船でジンを見捨てたことを思い出させる。 ジャックはベンに言われ、島に戻る準備をしていたが、ハーリーの父親に呼び出されて失神したサイードを託される。ジャックはサイードを病院へ連れていき、蘇生させる。ジャックはハーリーが家にいることをベンに電話で報告。そのころハーリーは母親に島であったことを正直に話す。母は「理解できないが信じる」と言う。 3年前の島。時間移動ですべてを失った一同は火をおこそうと必死。「ヨーグルト君」ことニールは皮肉ばかり言っていた。だが火のついた矢が飛んできてニールは死亡。生存者らは追われ、ソーヤーが「川に集合」と叫んでちりぢりになる。後ほど川に向かっていたソーヤーとジュリエットは軍服姿の3人に捕まる。ジュリエットが手を落とされそうになったところを助けたのはロックだった。 ベンはハーリーを迎えに行くがハーリーはベンを信じず、前にサイードに「ベンに何か言われたら反対のことをしろ」と言われた通り、表に飛び出し、自分を殺人犯としてマークしていた刑事に自ら逮捕される。ベンは教会へ行くと、そこでなにやら算出していた女性。それはデズモンドの前にたびたび現れて、時間について説明したエロイーズ・ホーキングだった。ホーキングはベンに残り70時間だと告げる。ベンが「全員を連れて帰れなかったら?」と問うと「神に祈るのみ」と答えるのだった。"
3 ジャグヘッド
1/28/09
Season-only
"デズモンドの3年前。フィリピンに入港していたところでペニーが産気づき、賭場から医者をひっぱってきて生まれたのが男の子。後にその子をチャーリーと名付けていたことが分かる。ペニーは夢に従ってオックスフォードに出かけようとするデズモンドを止めようとするがデズモンドは今回だけだと言って出ていく。 オックスフォード大ではファラデーが働いていた事実すら認めようとしない。だがデズモンドがカギのかかった屋根裏部屋をあけると確かにファラデーの使っていた器具やファラデーの写真がある。そこを見つけた校務員の話では、ファラデーのラボをかき回しに来たのはデズモンドが初めてではないこと、大学がファラデーの存在を抹消したのは、「あの女の子」にひどいことをしたせいだと分かる。 デズモンドはその女の子、テレサ・スペンサーを訪ねるとテレサはベッドに寝たきりで、死んだミンコフスキーと同じような、絶えず時間を行ったり来たりしている状態らしかった。そこでデズモンドはウィドモアがファラデーの研究に金を出していて、今もテレサの面倒を見ていることを知る。デズモンドはウィドモアを訪ね、ファラデーの母の居場所を聞く。ウィドモアはロスにいると答えるが、「それ以上クビを突っ込んで娘の命を危険にさらすな」と言う。 デズモンドはヨットに戻りペニーに「ファラデーの母は死んでいた」と言うがすぐにウソがばれ、家族でロサンゼルスに行くことになる。 島では、ソーヤーたちがとらえた二人が話したラテン語によって、二人が「他のものたち」であることが判明。ジュリエットがそのカニンガムと「リチャード・アルパートに会わせろ」と取引すると、残りの一人、ジョーンズがカニンガムを殺して逃走。ロックがライフルを持っていたが「私の仲間だ」と言って撃てなかった。 ファラデーたちは別隊のエリーらに捕まり、キャンプに連行される。途中、マイルズが、米兵が死んでいることを感知。ファラデーはアルパートの前に連れ出された時米軍の科学者だとウソをつき「水爆を処理する」と言う。ファラデーは50年代に米軍が南太平洋で水爆実験をしたことと、島に放射線やけどの者がいることから言ったのだったが、実際に島には「ジャグヘッド」という名の、米軍が残した水爆があった。「LOST3」#89-3 ファラデーが爆弾を調べると外殻にひび割れがあり、そこから放射線が漏れていた。ファラデーはエリーに鉛でひびわれをふさぎ地中に埋めろと指示。その安全性の根拠をエリーに求められ思わず「50年後も島は無事だ」と言ってしまい、余計にエリーを警戒させる。だがソーヤーとジュリエットが出てきてエリーに銃を放棄させる。 ロックはキャンプに突入、アルパートに島を脱出する方法を聞こうとして、ジョーンズが「チャールズ・ウィドモア」であることを知る。さらにアルパートに方法を聞こうとしているうちに再び空が光り、キャンプは消失、ロックやソーヤーたちだけがキャンプ地に残される。しかし再びの時間移動でシャーロットはまた鼻血を出して倒れる。いよいよシャーロットの体に限界が訪れていた。"
4 リトル・プリンス
2/4/09
Season-only
"3年前、サーチャー号でケイトはアーロンを自分の子だと言うことを決め、それから愛情を注いでアーロンを育ててきた。ケイトはサンにスーツを借り、血液検査に応じる代わりに依頼人と話せるようノートンに掛け合う。ノートンは同日、依頼人に会うので伝えるがケイトにそんな駆け引きができる立場ではないと言い渡す。島では、シャーロットが倒れたまま意識を取り戻さない。ロックは「オーキッド基地に戻れば止められるはずだ」と言う。シャーロットが目を覚まし、一同は移動を開始。途中、夜のジャングルで一同は空に差す強烈な光を発見。それはブーンが死んだ夜、ロックがハッチの窓で見た光だったが、ロックは光をよけて通る。すると夜中のジャングルからすごい叫び声が聞こえ、銃を持ったソーヤーが1人で様子を見に行くと、それはアーロンを産み落とすクレアと、手伝っているケイトの姿だった。ソーヤーはケイトを目の前にしながら動けず、やがてまたフラッシュが訪れ、ケイトらの姿は消える。病院で意識を取り戻したサイードだったが、ジャックが病院の医師に呼ばれて外へ出ている隙にまた次の刺客がサイードを襲う。サイードはその男を倒すが、男のポケットにはケイトの住所が入っていた。ジャックは、弁護士事務所の外で弁護士を見張っているケイトを訪ねる。するとノートンが出てきてケイトは来るなら車に乗れという。ノートンはあるホテルを訪ねる。ドアを開けたのはクレアの母親キャロルだった。ジャックは自分がキャロルに説明してくると言って出ていくが、実際キャロルはオーシャニック訴訟の件でロスを訪れノートンに会っていただけで、アーロンの存在すら知らなかった。アーロンの引き渡しを要求していたのは別の人物だった。一方、サイードはベンを乗せて町を行き、言われるままある駐車場へ。するとそこにはノートンが待っていてベンに『逮捕されたハーリーには殺人の証拠がなく、すぐ釈放されるだろう』と報告。ベンはサイードに「彼は僕の弁護士だ」と言う。ソーヤーらはビーチに到着。キャンプが出現していたが何年も経った後のようで、しかもゴムボートがなく、その代わりに手こぎのアウトリガーボートがあった。一同はそれに乗ってオーキッドを目指すが、海上で後ろの船から撃たれる。するとまた空が光りソーヤーは神に感謝するが、次に気づくと夜の、嵐の海。一同は何とか岸にたどり着く。すると船が難破したらしく、フランス語が書かれた缶などが転がってい。 同じ頃、嵐の海でフランス人の一団が脱出用いかだで漂っていた。彼らは海に浮かんだ男を発見しいかだに回収。それはジンだった。翌朝、ジンは目を覚まし、その中の女性と話をする。その女性はお腹にアレックスを妊娠中の若いルソーだった。LOST3」#90-3 ジャックらはベンと落ち合うために待ち合わせ場所のマリーナへ。そこへベンとサイードも来る。ケイトはアーロンを奪おうとしたのがベンだと直感。ジャックは「味方だ」というがベンは自分で「私がやった」と認める。その一同を離れたところで見つめるサン。そしてサンは銃を持って車を降りていった..."
5 死の島
2/11/09
Season-only
"島で。若いルソーらと出会ったジンは電波塔へ彼らを案内することになるが、その道中でモンスターが現れてフランス人の仲間1人を殺し、1人を穴の中へ引きずり込む。ロベールらはジンの制止を振り切って仲間を助けるために穴の中へ降りていくが、お腹の大きなルソーだけは地上にとどまった。その時またフラッシュが起こり、ジンだけが時間移動。そこでソーヤーらと感激の再会を果たすがジンはサンがいないことでがっかり。ロックは「フラッシュを止めるためにオーキッドへ行く。島から出ていった人を連れ戻す」と繰り返すばかり。 空が光る間隔が短くなり、ジュリエットだけでなくソーヤーにも鼻血が出始める。シャーロットは倒れる回数が増え、意味の分からないうわごとを口走ることが多くなってくる。ジンには「彼らに、彼女を連れて戻らせないで。この島は死の島よ」と言ったり、もしオーキッド基地がなかったら?とソーヤーがロックに詰め寄ると「井戸を探して」などと言い切ったりする。ソーヤーらはどうせたわごとだと聞き流すが、実際オーキッド基地の上にある温室が消えると、近くに井戸を発見。ジンはシャーロットの言葉を信じることにして、ロックに「サンを連れて戻るな」と言い、ロックに自分の結婚指輪を渡してサンには自分が死んだと伝えるように言う。ロックは承諾して井戸へ降りていくが、その途中にまたフラッシュが起こり、ロックは井戸の下に転落。上ではソーヤーが持っていたロープだけが地中に埋まっている状態になっていたが、地下ではロックはまた脚にケガを負ってはいたものの、生きていた。そこにクリスチャンが登場し、島からの脱出方法を伝える。ロックは歯車を回し、フラッシュが発生。クリスチャンは移動の間際に「息子によろしく」と伝えるのだった。途中、倒れたシャーロットに付き添ったファラデー。シャーロットは彼に、自分が昔この島で育っていて、再び島を見つけるために人類学者になったことを話す。そして、自分が島にいた頃、おかしな男に「二度と島に戻るな。戻れば死ぬ」と言われていたこと、その男がファラデー本人であることを伝えて、ついにはこと切れるのであった。マリーナで。ジンを殺したとしてベンへの復讐心を燃やすサンは、銃をベンへ向ける。ベンは「ジンは生きている。その証拠もある」と言うが、その証拠は「彼らに島へ戻る方法を教えてくれる女性のところへ言ったら見せる」ということでベンの運転するバンにジャックとサンが乗り込む。ケイトはジャックが自分をダマしたと思い、アーロンを連れて怒って帰る。サイードも二度と関わりたくないと、マリーナから立ち去る。教会に到着し、ベンはジンの結婚指輪をサンに渡す。するとちょうどデズモンドが来る。デズモンドが「君らもファラデーの母親に?」というとベンは初めて聞いたような顔で中へ。中にはエロイーズがいた。デズモンドは以前会ったことのある顔に驚く。エロイーズは「人数が足りないけれど始めましょう」と言うのだった。"
6 316
2/18/09
Season-only
"エロイーズは一同を連れて教会の地下へ。そこはダーマの「ランプポスト」基地だった。そこには特殊な電磁場があり、常に移動しているらしい島がこれから出現するポイントを探し当てるための振り子の装置があった。そして島に戻るためにはある特定のイベント・ウィンドウを通らねばならず、それを通るのが36時間後に出発のアジラ航空316便ホノルル経由グアム行きで、しかも島に戻るためには最初に島に行った時とできるだけ同じ状況を作ることが肝要だと言われる。だから彼女は島を出た全員を飛行機に乗せろと言っていたのだった。デズモンドは伝言を伝えてすぐに帰る。サンも教会を出る。ジャックだけがホーキングに別室に呼ばれ、棺のロックに父親クリスチャンの品を身につけさせて「代役」にするよう言う。ジャックはさらにそこでロックが書いたジャックあての「自殺の遺書」を手渡される。ロックが自殺したことを知らなかったジャックは動揺する。 翌日? 酒に手をつけようかつけまいか迷っていたジャックに電話があり、祖父のレイがまた老人ホームを脱走したと言われる。これが4度目で、施設側からは最後通牒を突きつけられていた。ジャックは祖父をなだめ、祖父がまとめた荷物をほどいていると、中からまた運命的にも父クリスチャンの靴が出てくる。ジャックはそれを持って帰る。 帰ってまた酒をつぐと、手をつける前に物音がする。ベッドに泣き顔のケイトが寝転がっていた。ケイトは「一緒に島へ行くから二度とアーロンのことは聞くな」とジャックにいい、ジャックにキス。 翌朝、ケイトは空港でと言ってジャックの部屋を出る。ベンがぼろぼろの状態でジャックに電話をかけてきて「自分は寄り道させられたからロックの棺をピックアップして空港に向かうように」と言う。ジャックはベンに言われた精肉店へ。そこで棺の中のロックに父親の靴をはかせ、遺書をロックの胸元にしまう。 空港で、「友人ベンサムの遺言に従ってグアムに彼を埋葬するべく」手続きをするジャック。後ろに並んでいたシーザーがジャックにお悔やみを言う。空港にはケイト、サンの姿。さらには手錠をされて移送されるサイード、ギターを持ったハーリーの姿もあった。ハーリーはできるだけ人を巻き込まないよう、余っていた席を全部買い占める。最後に遅れてベンが乗ってきてハーリーは拒否反応を示すがジャックになだめられ、飛行機は離陸する。 飛行機が水平飛行に移ると機長からアナウンスがあった。機長の名はフランク・ラピーダス。ジャックがフランクを呼び出すと、最初は懐かしがったフランクも、ファーストクラスに乗っている顔ぶれを見て「グアムに行くんじゃないな?」と迷惑顔で言う。「LOST3」#92-3 ジャックはベンに言われ、手元に戻ってきたロックの遺書を開けるとそこには「私を信じてほしかった」と書かれていた。すると機体が揺れ始め、白い光に包まれる。 気づくとジャックは竹林に。ハーリーの声に呼ばれていくと近くにケイトもいた。他の人たちを探しにいこうとした矢先、ダーマのバンが現れ、ダーマのつなぎを着た男が3人にライフルを向ける。だがその男はジンだった。"
7 ジェレミー・ベンサムの生と死
2/25/09
Season-only
"ロックが歯車を回すと周りが光に包まれ...気がつくとチュニジアの砂漠にいた。脚が折れていて身動きのとれないロックは、そこに監視カメラが設置されているのに気づきカメラにアピール。その日の夜、アラブ人たちのトラックが来てロックは病院に担ぎ込まれる。そこで手荒い治療を受けロックは失神。後ほど気づくとベッドサイドにウィドモアがいた。ロックを助けたのはウィドモアだった。ウィドモアも島のリーダーだったが、ベンに欺かれ島を追い出されたのだと言う。さらには、島を守るために6人を島へ連れ戻すというロックの目的をサポートすると言う。その理由として「これから戦争になる。そのとき島にロックが戻っていなければ間違った側が勝つからだ」と言う。後日、ウィドモアは運転手としてマシュー・アバドンを紹介。さらに「ジェレミー・ベンサム」という偽名でのパスポートと当座の資金を与える。ロックはアバドンにあまりしゃべらせようとせず、まずサイードを訪ねる。サイードはドミニカでボランティア活動をしており、「2年間島のためだと言われて操られていた」と告白し、ロックも操られていると断言。こちらの世界へ戻ってまっとうに暮らすようにと言い残す。次にロックはニューヨークへ。ウォルトを訪ねるがウォルトは「夢に見た」と言って驚かない。ウォルトはマイケルのことを訪ねるがロックは死んだことを告げず、「最後に聞いた時は島の近くの貨物船に乗っていた」とだけ言う。ロックはウォルトをかわいそうに思って、結局は誘えずにその場を去る。しかしその場を遠くからベンがにらむように見つめていた。次にハーリーに会う。ハーリーは最初ロックを幽霊だと思っているが生きていると分かると驚くが、アバドンの姿を見ておびえて中に入ってしまう。その後ロックはアバドンに初めて話すことを許す。ロック自身も、彼が自分にウォークアバウトを勧めた介護人だったことを覚えていたのだ。アバドンは「人を 目的地まで運ぶためにウィドモア氏に雇われている」と話す。ケイトはにべもなく断る。ロックはアバドンに頼んでヘレンの居場所を探させていたが連れていかれたのは墓の前だった。沈むロック。アバドンが車いすを積み込んでいると撃たれて死ぬ。慌てたロックが車を運転して逃げるが、すぐに自動車事故を起こす。気づくとジャックの病院だった。ロックは早速ジャックに島へ戻ろうと言うが、酒と薬に依存しているジャックはロックをバカにするだけ。「運命だ」というロックにジャックは「あんたはただの人だ」と言い放つ。ロックが島でクリスチャンに会ったことを言うとジャックはそれを飲み込めずにただロックに怒りを示してその場を去る。絶望したロックはジャックあての遺書を書いて、ホテルの部屋で首つり自殺をしようとしていると、そこへベンが登場。ベンがなんとかロックをなだめ、机の上からおろす。ロックは泣きながらジンが生「LOST3」#93-3きていて、サンには死んだというよう言われて結婚指輪を預かったこと、さらには島に戻るためにはエロイーズ・ホーキングに会うことだと言うとベンはロックを絞殺。さらに自殺に見せかけて部屋を去る。次に気づくとロックは島にいた。アジラ航空生存者のリーダー格、シーザーと情報を交換する中で、おそらく自分の仲間たちがその飛行機に乗って一緒に島へ戻ったこと、自分はそれで生き返ったことを自覚する。さらにはけが人の中にベンを見つけ、自分を殺しただとシーザーに言うのだった。"
8 ラフルア
3/4/09
Season-only
"70年代。ダーマのホレスが酔っぱらってダイナマイトで木を吹っ飛ばしているのを発見した警備係が「警備主任ラフルア」の元へ。出てきたのはソーヤーだった。 3年前。ロックが歯車を回したことで島のフラッシュは収まり、ファラデーはシャーロットを亡くし、遺体も消えて混乱した状態。ソーヤーたちは今がいつか分からずビーチを目指して歩き始める。するとジャングルで銃声がして、男2人が女性エイミーに麻袋をかぶせて処刑しようとしていた。ソーヤーとジュリエットがそれを助ける。エイミーの夫はダーマのスーツを着ていて、今が70~80年代だと分かる。エイミーは殺した男2人を埋めて隠し、夫の死体を運んでくれるよう頼む。ソーヤーたちがそれを聞き入れ、移動。 ソーヤーは女性に「難破船で島に流れ着いた」と言うが、フェンスのところでジュリエットが「音波フェンスを切れ」と言ってしまう。エイミーはフェンスを切って先に通り、ソーヤーたちも通るが全員失神。エイミーは耳栓をしていたのだった。 気づいた時ソーヤーだけが引き離され、ホレスと2人きりに。ソーヤーは話をでっちあげホレスを信用させるが、翌朝の潜水艇で島を出るように言われる。そこへダーマのバラックに警報が鳴り響き全員、家の中に。たいまつを手に出てきたのはアルパートだった。ダーマと「他の者たち」は休戦協定を結んでいたのに、それが破られたのだ。ホレスが出ていったがラチが明かず、戦争が始まりそうになる。しかしソーヤーが外へ出ていき自分が殺した経緯を説明。さらに自分がダーマでないという証明に水爆の話やロックの話をして聞かせる。アルパートは協定が破られたのではないと納得するが、エイミーの夫の死体を持って帰ると言う。戦争を避けるためにエイミーは泣きながら遺体を渡す。 3年後、酔っぱらって寝てしまったホレスを、エイミーのもとへ送り届けると臨月のエイミーが産気づく。島には内科医しかおらず、島の女性はいつも潜水艇で本土へ出て出産していたし、エイミーの場合は逆子だと言う。ソーヤーは「もう産科医はやらない」と誓ったジュリエットを引っ張り出し、帝王切開をやらせる。手術は成功。エイミーは無事に男の子を産む。 エイミーはその後ホレスと結婚し、ソーヤーは今ではジュリエットと夫婦同然の幸せな暮らしを送っていたのだ。ホレスは酔っぱらった夫婦ゲンカの原因を、エイミーが死んだ夫のネックレスを持っていたからだと言う。たった3年で愛する人を忘れられるものかとソーヤーに問う。ソーヤーは自分は忘れられたといってホレスを励ます。 だがその翌朝、ジンから電話が入る。ソーヤーはジュリエットには詳細を告げずに北の谷へ。そこにはジャックとハーリー、ケイトがいたのだった。"
9 ナマステ
3/18/09
Season-only
"アジラ航空316便は上空で光に包まれ、視界を取り戻すと島に墜落寸前。ラピーダスが何とか滑走路を見つけ不時着に成功するが、副操縦士は事故死。ラピーダスが客室へ向かうと、サンやベンはいたがジャックたちの姿は消えていた。ラピーダスは乗客に、すぐに助けは来るからみんな動くなと言うが、シーザーは近くに「ハイドラ基地」を発見しており、ラピーダスに対する不信感をむき出しにする。ベンはすぐに行動を開始、サンは後をつけるとベンは「ボートで本島に渡る」と言う。サンはジンを探すためについて行こうとするがラピーダスが追いかけてきて、考え直すように言う。ベンがラピーダスに桟橋の場所を言うとサンが櫂でベンの頭部を殴打。サンとラピーダスで本島に上陸しバラックを発見。だがバラックはすっかりさびれていた。その1つに明かりがつきクリスチャンが登場。「ジン・クォンはどこ」と聞くサンに77年のダーマの写真を見せる。そこにはジャックたちが写っていた。77年の島。北の谷でソーヤーはジャックやケイトらと再会するが、一度家に戻って70年代の服をかき集め、ジュリエットのアイデアでジャックらをその日潜水艇で到着する新人らに紛れ込ませることに決定する。当日、新人を迎え入れる役目はエイミーだったが前日に出産したため、書類をジュリエットが預かって操作できるのだった。なお、エイミーとホレスの息子には「イーサン」と名付けられた。ジンは飛行機が島に落ちたと聞きフレーム基地のラジンスキーの元へ。だがラジンスキーはそんなデータはないと言う。すると近くで「敵」の侵入警報。ジンが向かうとそれは手を縛られたサイードだった。二人が言葉を交わし始めるとすぐラジンスキーが来たのでジンもサイードにライフルを向け、サイードは身柄を拘束される。その後、ソーヤーがフレームに来て、サイードに「敵だ」と認めさせるよう誘導。それからサイードをバラックの監視基地地下のオリに閉じ込める。ジャックらもサイードが捕まったことを知っており、その夜ジャックはソーヤーの家を訪ねて問いただそうとして、ソーヤーが今はジュリエットと住んでいることを知る。そしてソーヤーにもけんもほろろに追い返されるのだった。サイードのオリをサンドイッチを持った少年が訪ねる。それは77年当時のベン少年だった。"
10 理由
3/25/09
Season-only
"イラク、サイードの子供時代。気弱で優しく、鶏をしめられない兄に対し、無表情で鶏を殺して父にほめられるサイードの姿があった。島に戻る前、ベンの下で殺し屋をしていたが、使い捨てにされるサイード。そのとき彼はベンに「君は僕のために殺していたわけではなく生来の殺し屋だ」と言われるが当然否定する。その後、サイードはボランティアの大工になったがそこへロックを殺したベンがやってきて「ロックがウィドモアの手の者に殺された。君の命も危ない。ハーリーも見張られている」と吹き込む。ベンの目的はサイードにハーリーの見張りを殺させることだったが、サイードは断る。そしてベンとは関係なくただハーリーを助けに行ったのだった。ヨットハーバーでベンたちと別れてもう二度と関わらないと誓ったサイードだったが、バーでマカッチェンを飲んでいた時近づいてきたのがイラーナだった。イラーナはサイードをベッドに誘い込むことに成功、身柄を確保する。彼女はセーシェルでサイードが殺したマフィアのファミリーに雇われてサイードをグアムへ移送するのだと言うが、飛行機のラウンジにはジャックたちが勢揃いしていた。サイードはその飛行機に乗らずに次の便にしようというがイラーナに断られる。さらに機内に乗り込むと最後にベンまで乗ってくる。サイードはイラーナに「ベンの手下か」と聞くが彼女はベンのことを知らなかった。ダーマのバラック。オリに拘束されているサイードはだんまりを続け、森に住む「オールダム」という男の元へ連れていかれる。ソーヤーに男の正体を聞くと「彼は我々のお前だ」と答える。拷問者オールダムはサイードに自白剤を飲ませる。サイードは正直に答えて「未来から来た」と言うがホレスたちはその答えを、薬が多すぎてトリップした結果だと思ってしまう。強硬派のラジンスキーの意見から端を発して結局サイードは処刑されることに決まる。ソーヤーは何とか逃がそうとするが、サイードは「この島へ来た意味がわかった」と言ってオリから動こうとしない。ソーヤーがケイトに島へ戻った目的を聞こうとすると、バラックの1つに火のついた無人のバンが突っ込んで火事に。その混乱に乗じて少年のベンがサイードを助けにやってきた。サイードはベン少年とともに森へ逃げるが途中でジンに見つかる。サイードはベンを隠してジンを倒し、銃を奪う。そしてその銃で「君に言われた通りだった、私は人殺しだ」と言いながらベン少年の胸に銃弾を1発撃ち込み、泣きながら森へ消えたのだった..."
11 未だ見ぬ過去
4/1/09
Season-only
"サイードに攻撃され気を失っていたジンはフィルの無線で目を覚まし、撃たれている少年ベンを発見。すぐバラックに連れ帰る。バラックではサイードを逃がした者が内部にいるのが判明するが、火事の後始末やサイードの捜索でドタバタしていた。ソーヤーはジャックたちが余計なことを言わないよう、ケイトとハーリーもジャックの家に集めてマイルズに見張らせる。その家では、過去を変えたことで存在が消えるんじゃないかと心配したハーリーとマイルズが「時間移動」について議論を戦わせる。最初はハーリーをアホよばわりしていたマイルズだったが、ハーリーに答えられない質問をされ、すっかり仲良しになる。ジュリエットはベンの手当をするが出血箇所が見つけられずジャックの協力を要請。だがジャックはむげに断る。ケイトはO型なので献血に行き、そこでベンの容態の深刻さを目の当たりにする。ジュリエットと話して、ベンを「他のもの」に託すことに決定。ケイトが一人でバンを運転して音波フェンスまで来るとソーヤーが追いかけてくる。ソーヤーはジュリエットに言われてケイトを助けるために来たのだった。オーシャニック・シックスとして島を出た後、ケイトはソーヤーに頼まれた「クレメンタイン」の件でキャシディのもとを訪ねて、ウソをついていることを告白し大金を渡そうとする。キャシディはソーヤーがケイトから逃げた臆病者だと指摘。二人は親友になる。親権を奪われそうになったり、夜のスーパーで一瞬アーロンを失いそうになったことをキャシディに話すうち、ケイトはいつかアーロンを手放さなければならないことを再確認する。そしてクレアの母キャロルにアーロンを返し、その足で翌日島に戻るべくジャックのアパートに向かったのだった。ケイトとソーヤーは境界線を越えて「他のもの」に会い、アルパートにベンを助けるよう頼む。アルパートは「二度と元のベンには戻らず、ベンの『純真さ』は失われるがそれでもいいか」と訊ね、ケイトはそれを承諾。アルパートは少年ベンを抱えて「テンプル」に入ってゆく。30年後の島。サンに殴られて気を失ったベンが目を覚ますと目の前にロックがいて「生ける者の地へおかえり」と迎えたのだった。"
12 島の裁き
4/8/09
Season-only
"若い頃のベンがルソーからアレックスを奪った時のことが描かれる。ベンはウィドモアからルソーを殺すように言われて行ったのだが、赤ん坊がいるのに気づき、ベンは赤ん坊を取り上げルソーを殺さずに帰ってきたのだった。 やがてベンは大人になるとウィドモアを追放する。 島に戻る前、ベンはウィドモアに復讐を誓った通り、ロスのヨットハーバーでデズモンドを撃ち、ペネロピを殺そうとする。だがチャーリーがいることに気づき銃を下ろしかけると、後ろから肩を撃たれたデズモンドが殴りかかってくる。こうしてベンは飛行機に乗る前、ボコボコにされて海に落とされたのだった。 島で、目覚めるとロックに驚くベン。ロックに対しベンは「島に戻ったことを裁かれるために戻ってきた」と言う。ベンはシーザーと話してわざとロックに疑念を向けさせるようなことを言うが、そのときシーザーがショットガンを持っていることに気づく。後ほど、ロックが一緒に本島へ行くと言いだし、二人で船を用意しているとシーザーが止めに来る。ベンはショットガンでシーザーを吹き飛ばし、「謝罪だと思ってくれ」と言う。 本島へつくとロックはベンが裁かれたいのは島に戻ったからではなく娘を殺したからだと言う。バラックで元の家につくと、アレックスの部屋に明かりがつき人影が動いた。そこにはサンがいて、「クリスチャン」にそこでロックを待つように言われたのだと言う。サンとラピーダスは外のロックを見て驚く。 ラピーダスはサンに、一緒に飛行機へ戻るように言うがサンはジンに会える可能性があるなら戻らない、と言う。ラピーダスはハイドラ基地のある島へ戻る。ベンは裁かれるべく「モンスター」を呼ぶが煙はいっこうにこない。ロックが来ないなら行こうと言い出す。ベンは煙の出所を知らなかったが、ロックは知っているといい、先に立って歩き出す。サンはロックが生きていたことについて「ジャックがウソをついたのね」と言うがベンは「ウソじゃない」と言う。そして島は病気やケガは治せるが「死人は死人だ」と念を押す。 ロックが向かっていたのはテンプルだった。二人が地下へ潜っていき、床が抜けてベンだけがさらに地下の階層に落ちる。ロックが引き上げるものを探している途中、ベンは自分がまさに「神殿」にいることに気づく。黒い煙につつまれ、過去のアレックスとの思い出を回想させられた後、煙が引くとうしろにアレックスが立っていた。ベンはアレックスへの許しを請うと、アレックスはベンを罵倒しながら「今後はジョン・ロックに従うよう約束しろ」と言う。承諾するベン。 後ほどロックがつるを持ってやってくるとベンはロックに「僕は生かされた」と言うのだった。"
13 父という存在
4/15/09
Season-only
"マイルズは少年のころから死者の声が聞こえる体質だった。ティーンになったころアイデンティティに悩むマイルズは荒れていた。病気(おそらくガン)の母のもとに戻ってきてなぜ自分がこんななのか、なぜ自分に父親の話をしないのかと母に詰め寄る。母は「お父さんは私たちを追い出した、私たちを捨てた人でもう死んだ。絶対に行けないところにお墓がある」と言い残す。その後、ナオミにスカウトされたマイルズは、ブラムに誘拐され、ウィドモアに協力しなければすべての答えを教えると言われるが、金をたかろうとして断られる。ブラムはマイルズに「間違った方のチームについたな」と言い捨てる。島。ソーヤーはマイルズに監視テープの消去を頼むが、それができる前にホレスに頼まれ、ラジンスキーの工事現場で死体を託される。バラックへ持って帰ると今度はそれをオーキッドの建築現場のチャン博士に託すようにと言われる。そのバンにはハーリーが無理矢理同乗してきて、死体に気づく。マイルズはその死体が死んだのは、穴を掘っていたら歯の詰め物が外れて脳を突き抜けたからだと説明。ハーリーはマイルズが死人の声を聞けることに気づき、自分も話せると言う。マイルズは信用しない。オーキッド基地につくとチャン博士がいろんな人をどやしつけており、ハーリーが「イヤなヤツ」と言うとマイルズは「そのイヤなヤツが俺のオヤジだ」と告白する。その後、チャン博士を乗せてラジンスキーのいる工事現場へ送るように言われる。そこではハッチのふたの刻印から、ハーリーが「あのハッチだ」と気づき、マイルズに説明する。ハーリーは「帝国の逆襲」を例に出して、父親と話をすべきだと何度も言う。マイルズは家族を捨てた男への未練を断ち切ったはずだったが、実際、生後3ヶ月の自分に愛情を注ぐ父親を目撃すると涙するのだった。その直後、チャンがマイルズを誘って潜水艇の迎えに行く。その潜水艇で一度島を出て行ったファラデーがダーマの科学者として戻ってきたのだった。ベンがいなくなったことに気づいたロジャーが慌てふためく。やけ酒を飲むロジャーをケイトが慰めようとして逆に怪しまれる。ジャックはロジャーをなだめて何とかホレスへの報告を先延ばしにさせる。ソーヤーがようやく帰ってきて、ジャックからその話を聞く。その直後、フィルが訪ねてきて「ロジャーの誘拐犯はソーヤーだ」と、マイルズが消せなかったテープを見せる。ソーヤーは説明すると家に招き入れ、フィルを殴って気絶させるのだった。"
14 変数
4/29/09
Season-only
"ベンに撃たれたデズモンドは病院へ運ばれ、一時は心肺停止状態に。処置を待っているペニーのもとに「事故は息子のせい。謝りに来た」とエロイーズが訪れる。デズモンドは一命を取り留め、エロイーズが病院を辞すると、外にはウィドモアがいた。「娘に会ってくれば」と言うエロイーズに対しウィドモアが「娘は犠牲にした」と言うとエロイーズが「私は息子を犠牲にした」と反論。ウィドモアが「私の息子でもある」と答えるとエロイーズはウィドモアの顔を平手打ちしたのだった。77年の島。ファラデーはジャックたちが島に来たことを知って潜水艇で島に戻ってきた。戻ってくるなりチャン博士に全島避難を要請。「自分は未来から来た」と話し、マイルズがチャンの息子であることも話すが博士は混乱してしまう。ジャックたちが、フィルを捕らえたままのソーヤーの家に集まって今後のことを話し合い、島を出ずにビーチでイチからやりなおすことに決定。ソーヤーは戻ってきたファラデーの「他のものに会わせてくれ」という願いを却下するが、ジャックはファラデーの言うとおりにしようとケイトに道案内を頼む。ケイトは迷っていたが、『終わり』を察したジュリエットが音波フェンスの解除コードを教え、ジャック、ケイト、ファラデーは出発。だが戻ってきたラジンスキーに見つかり、銃撃戦になる。ジャック達に逃げられたラジンスキーはソーヤーの家に来て捕らえられたフィルを発見。ジュリエットとソーヤーを捕らえる。ファラデーはジャックに『過去が変えられるかもしれない』ことを説明。島に眠る巨大なエネルギーを破壊すれば、オーシャニック815便が墜落することもなくなると言う。そのために母と話して、水爆を爆発させるのだと言うのだ。ファラデーは幼い頃からエロイーズに勉強以外のことを禁じられ、ひたすら物理学を勉強させられてきた。オックスフォードで最年少で博士号を取っても、ファラデーが女性と交際すると「傷つけるだけだ」と言い、関係を終わらせて研究に専念するようにと言う。大学の卒業記念に「何があっても母が愛していることを忘れないで」と書いた黒革のノートをプレゼントする。それは以降、彼が持ち歩いてタイム・トラベルについての発見を書き込んでいたノートだった。ファラデーは自分にタイム・トラベルの実験をした後、テレサにも実験を施し彼女を廃人状態に追い込んだあと自分はアメリカへ戻るが、自分も記憶障害を発症していた。そしてオーシャニック815便がスンダ海溝で発見されたというニュースを見て意味もわからず涙を流していたのだ。そこへウィドモアが登場、自分のために島へ行くよう要請する。ファラデーは能力不足だと言って断るがさらにエロイーズが来てウィドモアの仕事を受けるように言う。ファラデーはそれで母が喜ぶなら、と仕事を受けたのだった。「LOST3」#100-3島。ファラデーは銃を片手に一人、「他のもの」たちのキャンプへ乗り込みエロイーズと話しをさせるように言うが、リチャードに銃をつきつけていると背後からエロイーズに撃たれて殺される。いまわの際に、ファラデーは母が自分を殺すことを知っていながら島に送り込んだことを悟るのだった。"
15 リーダー
5/6/09
Season-only
"ファラデーは母に撃たれて死に、ジャック達も「他の者」に捕まる。エロイーズはファラデーのノートに自分の字があるのを見てジャック達に事情を聞く。ジャックは水爆を爆発させれば息子を殺さずに済むと言って説得。エロイーズはウィドモアの反対を押し切ってジャックとケイトを連れて水爆を隠したところ(ダーマの村の地下)に向かう。現在の島。ロックがアルパートたちのところにサンとベンを連れてやってくる。サンはアルパートに写真を見せて夫を知っているかと聞くとアルパートは「彼らが全員 死ぬところを見た」と言う。だがロックはサンに軽く「信じない」と言ってみせる。別人のように力と確信にみなぎり、「島が教えてくれる」と予言めいたものまでしてみせるロックにアルパートやベンは怪訝な顔。アルパートとベンを連れてジャングルに出かけたロックは「今から3分後、小型機のそばに脚を撃たれた自分が現れるから」と言い、リチャードにその治療をして「島を出た皆を連れ戻せ」と伝えるよう指示する。チャン博士はハーリーを問い詰め、彼らが未来から来たこと、マイルズが息子であることを確認。そして彼らの言うことが本当であると確信し、全島避難を指示。監視基地へ報告に行く。そこではソーヤーとジュリエットが身柄を拘束され、ソーヤーはケイトや「敵」の居場所を吐くようにとメチャクチャに殴られていた。ホレスは止めようとするが強硬派のラジンスキーにリーダーの座を乗っ取られ、最後にはフィルがジュリエットを殴る。ソーヤーはチャンが全島避難を指示したことを知り、他の者たちの居場所を教えるから自分たちも潜水艇に乗せるよう取引をする。エロイーズたちは池のほとりへ。水爆は池の穴を潜ったところにあると言う。ケイトはジャックを止めるためにハーリーたちを迎えに行こうとその場を立ち去る。ケイトを撃とうとしたエロイーズの部下がサイードに撃たれて死亡。サイードはジャックに合流して地下に隠された水爆のところまでたどり着く。潜水艇を見張っているマイルズたち。そこでマイルズは島を追い出されたというのは母の思い過ごしで実は父の愛情からだったことを知る。そこでソーヤーたちが乗り込むのを見る。ハーリーはソーヤーを信じていた。ソーヤーたちは仲間を捨て、アメリカ本土へ戻ったら二人で幸せになろうと夢見ていた。しかし遅れて連行され、潜水艇に乗り込んできたケイトの顔を見てつかの間の幸せムードは吹っ飛ぶ。撃たれた自分を助けさせたロックは、キャンプへ戻るとすぐにジェイコブのところに出発するべくみんなの前で演説をぶつ。人々はロックを歓迎する雰囲気だがアルパートだけはロックを面倒の種だと感じていた。ベンはそれをロックに告げ口して自分が介入する突破口を探そうとするが、ロックがジェイコブに会う目的が、仲間を連れ戻すことではなくジェイコブを殺すことだと知り愕然とするのだった。"
16 ジェイコブ
5/13/09
Season-only
"1800年代 島にはジェイコブとジェイコブの敵がいた。近づく(おそらく)ブラックロック号を呼び寄せたのはジェイコブだとその敵はいい、いつか抜け穴を見つけて殺したいと言って去る。少女時代のケイトやソーヤーのもとにジェイコブは現れていた。サイードには、ナディアが殺される現場に、ジンとサンには結婚式に現れ、ジェイコブは彼らに手を触れていた。潜水艇。ケイトはジャックを止めるためにソーヤーに詰め寄るがソーヤーは断る。しかしジュリエットが睡眠薬を配りに来た男を倒して自分とケイトの手錠を外す。ソーヤーは仕方なくついていき、潜水艇を浮上させ3人は島へ戻る。どこかわからないビーチにたどり着いたがそこへビンセントが出てきて、3人はローズとバーナードに出会う。二人は静かにビーチでの暮らしを楽しんでいて、「死ぬなら死ぬ」という姿勢だった。バーナードが「互いがいればいい」と言った時、ジュリエットはソーヤーがケイトを見るのを目撃、ショックを受ける。ジャック達はファラデーのノートに従ってプルトニウムのコアを取り出し、ダーマのバラックへ。無事に逃げ出せるかとおもいきやロジャーに見つかり、サイードは腹の真ん中を撃たれる。銃撃戦になるとハーリーたちのバンがやってきてジャックとサイードはそれに乗る。スワン基地の掘削は一度チャン博士が止めさせたが、ラジンスキーが強硬に再開させる。ロックは強引なやり方で「他の者たち」を率いてアルパートにジェイコブの元へ案内させていた。途中にベンにジェイコブを殺させる計画を教え、さらにはベンに今までのことを思い起こさせて殺意を煽る。イラーナたちは謎のコンテナを担いだまま、ラピーダスを人質のようにしてキャビンへ到着。キャビンには「彼」はおらず、次に行くべき場所として、ジェイコブの住居の上に立っていた立像のタペストリーが貼ってあった。イラーナがロシアでジェイコブを手伝うことを承諾したことが描かれるがこのときジェイコブは手袋をしていてイラーナには触らなかった。スワンへ向かうジャックたちのバンの前にソーヤー、ケイト、ジュリエットが立ちふさがった。"
17 運命の午後
5/13/09
Season-only
"ジャックの前に立ちふさがったソーヤーはジャックをジャングルに連れ込み「過去は過去だ」と自分の両親の死を止めなかった話をするが、ジャックを翻意させるには至らず。ソーヤーとジャックの壮絶な殴り合いが始まる。それを止めたのはジュリエットだった。ジュリエットは「ジャックに目的を果たさせる」という。ソーヤーがジュリエットに訳を聞くとジュリエットは「彼女を見たから」という。ジュリエットは幼いときの両親の離婚時のトラウマがあり、ジャックが成功すれば「愛する者を失わずに済むから」と言うのだった。ジェイコブが彼らを訪ねたエピソードが描かれる。ジャックは初のオペで父に恥をかかされたと怒っている時に。ハーリーは麻酔銃の男たちを殺したのが自分ではないとバレて釈放になった後だった。ハーリーの元を死者たちが訪れるのはハーリーが狂っているからではなく、「祝福」だと言うジェイコブが、ギターをハーリーの元に置いていったのだ。ロックの元には、父から突き落とされた直後に訪れていた。アルパート達はジェイコブの住処である像の足下へ到着。ロックはアルパートの反対を押し切ってベンを連れていく。中で出迎えたジェイコブはロックに対して「抜け穴を見つけたな」と言う。ベンはロックがジェイコブに会ったことがあると知って嫉妬の炎が燃え上がり、恨みを原動力にジェイコブを刺し殺す。ジェイコブはいまわの際、「彼らが来る」と言って息絶える。ロックはジェイコブを炎の中に蹴り込む。しかしその頃、アルパートたちをイラーナたちが訪れていて、コンテナの中身を見せていた。コンテナの中にはロックの死体があったのだ。ジャックは血だらけになっても信念を失わず、サイードが、衝撃で起爆するよう改良した爆弾を背負って基地のそばへ。バンのそばに残ったソーヤーたちにマイルズは「ジャックがしようとしてることこそ、彼が防ごうとしている『事故』なのでは?」と言うが、誰も答えられない。フィルがスワン基地に向かったのを見て、ジャックの加勢に向かうケイト、ソーヤー、ジュリエット、マイルズ。そこではジャックがフィルに見つかり銃撃戦が始まっていたがケイトたちの加勢でジャックはついにドリルで掘った穴の中に爆弾を落とす。しかし何も起きない。その代わり、ラジンスキーのドリルがエネルギー滞留地に届き電磁エネルギーが放出。周りの金属をすべて吸い込み始める。頭に工具箱がぶつかりジャックは気絶。ジュリエットの腰に鎖が巻き付き、ケイトとソーヤーが必死に引っ張り上げようとするが努力むなしくジュリエットは穴の底に落ちていく。しばらくして穴の底で意識を取り戻すジュリエット。するとそばに起爆しない爆弾があった。ジュリエットは近くの石でそれを叩いて起爆させる。真っ白な光が世界を包んだ..."

About this show

オーシャニック815便が太平洋上のある無人島に墜落した。生存者48名の悲鳴やうめき声の中、搭乗者の一人である医者のジャックが意識を取り戻す。人種も国籍も職業も様々な生存者たちは、生き残る為には対立しながらもお互いに協力するしかなかった。だが次々と暴かれる乗客の過去や島に潜む秘密や恐怖を知り、生存者たちは不安に掻き立てられる。お互いに広がる疑心と不信、そして次第に減っていく食料と水。果たして彼らは無事に脱出できるのだろうか?

Ratings and reviews

4.5
30 reviews