スター・トレック:ディスカバリー (Star Trek: Discovery) (吹替版)

本作第1回目となるエピソード。惑星連邦の宇宙域を巡航していたU.S.S.シェンジョウは、任務中に正体不明の遺物を発見する。マイケル・バーナム副長（ソネクア・マーティン＝グリーン）は人生最大の試練に見舞われる。

クリンゴンの艦隊と対面したU.S.S.シェンジョウは、交渉が失敗したときの戦争の可能性に身構える。混乱のさなか、バーナム（ソネクア・マーティン＝グリーン）はバルカン人の元で育った過去を振り返り、人生最大の試練への打開策を探る。

バーナムが乗っていたシャトルがU.S.S.ディスカバリー号に収容される。バーナムは艦に乗船するが、謎のありそうなガブリエル・ロルカ（ジェイソン・アイザックス）船長をはじめ、物事が見た目通りではないと気付くのに時間はかからなかった。

緊張と危険が高まるなか、宇宙艦隊はクリンゴンとの戦争を終わらせる努力を続ける。そんな折、バーナムはU.S.S.ディスカバリーの乗員として正式に迎えられる。

任務中に敵に捕らわれたロルカは、捕虜として捕まっていた艦隊大尉アッシュ・タイラー（シャザド・ラティフ）と悪名高い銀河犯罪者ハリー・マッド（レイン・ウィルソン）の2人と出会う。バーナムは胞子ドライブのジャンプが「クマムシ」に与える影響についての懸念の声を上げる。

アッシュ・タイラー大尉はU.S.S.ディスカバリーに迎えられ、新たな仲間として乗員たちに溶け込む。サレクの異変を察知して救助に向かうバーナム。その過程で過去の記憶を目の当たりにする。コーンウェル提督はロルカの戦術に疑問符を突きつける。

U.S.S.ディスカバリーでパーティが催される。乗員たちが楽しんでいると、招かれざる客が姿を現し、ループを伴う厄介な問題を引き起こす。

優先順位の高い任務を命じられ、U.S.S.ディスカバリーは惑星パーヴォへと進路を向ける。一行はそこでクリンゴンの遮蔽技術の核となる科学を学ぶ。

艦隊から退却命令が出るが、ロルカはそれに逆らう。彼はU.S.S.ディスカバリーの乗員たちの究極の資産である船そのものを利用し、クリンゴンとの戦争を終わらるための行動に出る。

U.S.S.ディスカバリーが飛ばされたのは、これまでにない未知の宇宙だった。さまざまな敵対勢力の手を逃れ、元の宇宙に戻るべく、乗員たちは知恵と力を総動員して立ち向かう。

変装を続ける乗員たち。U.S.S.ディスカバリーの帰還を目指し、バーナムは過酷な任務に乗り出す。ティリーは心神喪失状態のスタメッツの治療を手がける。

皇帝への特別な「贈り物」を携え、バーナムは宮廷船I.S.S.カロンへ向かう。思わぬ助け舟もあって、スタメッツは胞子ネットワークに囚われたまま多くを知る。サルーはルレルに助けを求める。

ロルカは皇帝に対するクーデターを実行に移す。バーナムは自分の身だけでなく、U.S.S.ディスカバリーを守るため、速やかな判断を迫られる。

元の宇宙に戻ったバーナムとU.S.S.ディスカバリーの面々は、鏡像宇宙に飛ばされている間に起きた、戦争の厳しい現実を突きつけられる。それでも前に進むため、艦隊は型破りな戦術や協力者を総動員し、クリンゴンに対する次の行動に打って出る。

シーズン1の最終話。クリンゴンとの戦争終結に向け、事態は本格的に動き出す。計画の先頭に立つジョージャウ。彼女の敵対的な戦術に戸惑いながらも、U.S.S.ディスカバリーの面々は受け入れようと努力する。バーナムの中で過去の辛い記憶がよみがえる。