The 100/ハンドレッド

最終のセブンス･シーズンの始まりでは、聖域を制覇したクラークと彼女の友人たちが、人類最後の生き残りが平和に暮らすために人々を統制して聖域を再建しようとしている。その聖域には“プライム”の信者と非信者や“ガブリエルの子”たちが集まっていた。しかし、考え方の違いからいつ争いが起きてもおかしくない状況が続いていた。一方、オクタヴィアを失ったベラミーも、姿無き敵に連れ去られてしまう。

アノマリーに入ったエコーとガブリエルとホープは、ホープの不思議な過去を知る。湖から出たホープはディヨザとオクタヴィアと暮らしていた家へと向かうと、バルドに行くための鍵を探し、ディヨザが無事か確かめるためバルドに行くと言い出した。ガブリエルは森に放置されていた白骨死体が、かつてエリギウス計画に参加していた人物であることに気づき、頭部に埋め込まれていた記憶装置から暗号を探る。

レイヴンが管理する聖域の原子炉でジェームスが恋人といちゃついていると、原子炉に問題が発生。コンピューターでの出力調節が上手くいかなかったため、ジェームスはコーラと手動で調節しようと格納庫に入っていった。その後、レイヴンは予想外の脅威に直面することになる。一方、ラッセルの火刑当日、クラークは聖域の派閥争いを解決するためにある決断を下す。

謎の部外者がやってくる。彼らのリーダーが「人類最後の戦いに勝つにはクラークが必要」と話し、クラークを迎えに来たと言った。クラークは行方不明になった仲間を連れ戻すため、彼らのリーダーに会いに行くが、すでにペナンスから移動したあとで見つからなかった。クラークはレイヴンやジョーダンたちと一緒に仲間を救出しに移動することを決意し、ガイアは残ってマディを守ることになる。

オクタヴィアとディヨザは、バルド惑星に連れて行かれた。ディヨザと引き離されたオクタヴィアは、隙を狙って逃走し、ちょうど使徒が降りてきたエレベータに乗り込み、全力で逃げようとするが、姿を消していた使徒に殴られて気を失ってしまう。一方、聖域ではエモリが酒場に立てこもる信者を説得しようとしていたが、放射能が体内に残っており動ける状態ではなかった。そこでマーフィーがダニエルになりすまし、信者を説得しに行く。

ディヨザは記憶を取り出すための拷問を受けていたが隙を狙って脱出し、助けに来たホープやオクタヴィアと再会する。一方、聖域では武器庫から銃が薄まれる事態が発生。そこでインドラは、マディを総師として民の前に立たせようとした。そんな中、仲間を救いに惑星ナカラに到着したクラークたちだったが、仲間と会えるどころか、その惑星は恐ろしい場所であることを知る。

エコー、オクタヴィア、ホープ、ディヨザの４人は２人ずつに分けられて投獄される。ホープは逃げ出す方法を考えるも、デョヨザはホープが助けに来たことが気に入らず、不満そうな顔をしていた。一方、マーフィーとエモリは、仲間を集めているインドラに代わりラッセルの監視と、聖域のまとめ役という任務を与えられていた。シリーズスターのリンゼイ･モーガンが監督を務める。

クラークが新たな敵に立ち向かう中、地球を滅ぼした核ミサイルの秘密が判明する。囚人の若者が地球に送られた約100年前、地球は核ミサイルによって滅び110億もの命が失われた。しかしそれはビル･カドガンが計算していたことで、レベル12の人類のみがシェルターに入れるようになっていた。一方、ベッカは、放射線に免疫を付けられる薬を研究する。シェルターの中では、未来に絶望する人々が自殺するようになっていた。

オクタヴィア、エコー、ホープ、ディヨザの４人は、アンダースの指導下で使徒として訓練され、母性愛を捨てることは、バルドの使徒になるために必要不可欠であった。一方、ニッキーを先頭に、囚人たちは30人の人質を取って宮殿に立てこもっていた。ニッキーは放送システムで、マーフィー、ラッセル、レイヴンを呼び出し、放送を聞いたインドラも戻る。マーフィーとインドラは緊迫した状況を和らげるため、ある交渉をする。

正体を現したジェイドヘダことラッセルは、総師と名乗りひとつの民を跪かせる。マーフィーたちが怪我人を救出している間に、ラッセルはマディの所に向かい、跪くか死かを選択させ、跪かせた。そんな中、インドラは”総師の座”を巡りシェイドヘダと対立する。一方、使徒になったエコーはレヴィットを拷問してジェム9の在り処を聞き出し、惑星バルドの人間を1人残らず殺そうとしていた。

ベラミーは宇宙のどこにいるのか？　彼はストーンが開いた時にドゥセットという使徒を巻き込みながら、エセリアという星に飛ばされていた。エセリアには森が広がり、遠くから見る景色にはキノコ形の巨大な岩々が立ち並んでいる。彼は広大な景色を前に戸惑っていたが、何かがあると察し前に進んで行った。草についた血痕をたどって進むと、洞窟の中でドゥセットが倒れていたのだった…。

聖域では闇の総師が新たなリーダーとなり、マーフィー、エモリ、囚人やガブリエルの子たちに「従うか、従わないか」を問う。インドラはマディを救うためにシェイドヘダに跪いたが、心の中では決して彼を総師と認めてはいなかった。一方、クラーク、オクタヴィア、レイヴン、エコーは、新たな敵と闘う。また、マディや信者たちは闇の総師の手から逃れるため、原子炉室に潜み隠れていた。

レッド･サンがクラークの計画を頓挫させる。

クラークと仲間たちは、これまでに起こったすべての出来事を思い返し、予期せぬ新たな脅威が迫っていることに気づく。監督はゲストスターのジェシカ･ハーモン。

クラークとオクタヴィアは、使徒たちが望みをかなえようとした時、必死の救出作戦を開始する。

いくつもの戦いや犠牲を乗り越え、ついにクラークと仲間たちは最後の戦いに挑む。果たして、人類は自らの価値を高めることができるのだろうか？