いのちの現場から4

1996 • TBSオンデマンド
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Season 1 episodes (40)

1 #1
12/2/96
Season-only
真田総合病院は人員が大幅に入れ替わり、混乱状態に陥っていた。特に3階混合病棟では、4人ものベテランナースが退職し、皆、様々な悩みを抱えながら毎日を送っている。総婦長の杉原園絵(中村玉緒)は、ドクターとナースの間で頭を悩ませつつも、ナースたちを温かく見守る。そんな中、現場を去っていた元外科医の児玉浩(佐川満男)が、園絵や院長・広岡久美(吉本真由み)の懇願を受け入れて外科部長として現場に復帰した。
(C)MBS
2 #2
12/3/96
Season-only
ナースに厳しい新任の優秀な外科医・藤堂昭一(五代高之)は、仕事に不慣れなナースたちへの不満で苛立つ。また、児玉(佐川満男)の外科部長復帰を快く思っていない。
入院患者の河合浩太郎(北見唯一)は、穏やかな園絵(中村玉緒)に秘かに想いを寄せ、年齢の離れた妻との離婚を真剣に考え始めていた。そんなある日、園絵のもとに、20数年前に離婚した夫の後妻・森田愛子(宮田圭子)が訪ねてきた。
(C)MBS
3 #3
12/4/96
Season-only
4年ぶりに園絵(中村玉緒)を訪ねてきた愛子(宮田圭子)は、園絵の別れた娘・幸子(高橋美香)の結婚が決まったことを報告する。園絵は4年前、幸子との再会時に、自分が実の母であることを敢えて打ち明けなかったことを思い返す。と、突然、愛子が苦しみ出し意識を失う。園絵が薬袋を調べたところ、愛子は2年前に子宮癌の手術をしたが、転移が発見されたことが分かる。
(C)MBS
4 #4
12/5/96
Season-only
愛子(宮田圭子)は倒れた翌日、迎えに来た家族と共に帰っていく。園絵(中村玉緒)は元夫・森田達夫(山本弘)とも久々に再会する。退院時、園絵は愛子に、幸子(高橋美香)のためにもきちんと精密検査を受けるよう促す。
一方、中堅ナース・寺田留美子(舟木幸)は、同期の瀬木ひろみ(石塚さと子)の婚約を機に情緒不安定になり・・・。
(C)MBS
5 #5
12/6/96
Season-only
深夜、ある患者が突然亡くなった。その日、夜勤だった新人ナース・尾崎珠子(上田育子)は初めて患者の死に直面し、落ち込む。担当医・藤堂(五代高之)の不当な非難がまた珠子の心を沈ませる。一方、入院患者の林(井之上淳)との間接キスに心ときめかせる。
ある夜、園絵(中村玉緒)が愛子(宮田圭子)のその後を気にしていると、愛子が大量の吐血をして運び込まれてきた。
(C)MBS
6 #6
12/9/96
Season-only
愛子(宮田圭子)の容態は一旦落ち着く。児玉(佐川満男)と園絵(中村玉緒)は愛子に、2年前に手術も受けた大学病院に転院するよう促すが、愛子はどうしても真田総合病院で検査を受けたいと言う。一方、軽い脳梗塞で入院中の河合(北見唯一)は、妻・千代子(松谷令子)と離婚して園絵と結婚すると言い、千代子は激怒する。
(C)MBS
7 #7
12/10/96
Season-only
精密検査の結果、愛子(宮田圭子)の癌は、胃と肝臓、すい臓にも転移していることがわかり、園絵(中村玉緒)は愕然とする。一方、入院患者の河合(北見唯一)の妻・千代子(松谷令子)が、河合から送られてきた離婚届を持って病院を訪ねてくる。河合が園絵と再婚したいと思っているのを知った千代子は「財産目当てだ」と園絵に食ってかかる。
(C)MBS
8 #8
12/11/96
Season-only
涼子(辻沢杏子)は父親が心筋梗塞を起こし手術することになったため、急遽、郷里の仙台に戻る。しかし、責任感の強い涼子は、父に半日付き添っただけで戻ってくる。
園絵(中村玉緒)は児玉(佐川満男)と共に、愛子(宮田圭子)に病状を説明するが、愛子の家族への説明には辛くて立ち会えない。本人の希望により、愛子の家族には癌であることを隠した嘘の説明をする。
(C)MBS
9 #9
12/12/96
Season-only
仙台から戻ってすぐ夜勤に入った涼子(辻沢杏子)に対し園絵(中村玉緒)は、無理をするなと叱る。留美子(舟木幸)は退院する林(井之上淳)に指輪を返し、一から付き合いたいと伝える。一方、愛子(宮田圭子)から「あと5ヶ月だけ生かしてほしい」と言われた園絵は、愛子の余命について児玉(佐川満男)に尋ねる。
そんな中、河合(北見唯一)の妻・千代子(松谷令子)は、無理矢理夫を退院させようと乗り込むが・・・。
(C)MBS
10 #10
12/13/96
Season-only
河合(北見唯一)を強引に退院させようとした千代子(松谷令子)は、それ以来病院に姿を見せない。代わりに、家族の意に反して夫を退院させないことで病院を訴えるとの手紙が届き、事務長の広岡(朝日完記)は動揺する。そんな中、愛子(宮田圭子)は、変わらず家族に癌を明かさず、たったひとりで病と闘っていた。
(C)MBS
11 #11
12/16/96
Season-only
軽い脳梗塞で入院していた河合(北見唯一)が脳内出血を起こして倒れた。翌日、意識は回復したが、出血の部位が原因で痴呆の症状が現れてしまった。妻の千代子(松谷令子)の顔はもちろん、園絵(中村玉緒)の顔さえわからず、病院を徘徊したり、ナースたちに子どものように甘えたりと、全く別の人格になってしまった。ショックを受ける千代子に、園絵は、河合のために前向きに考えることを提案する。
(C)MBS
12 #12
12/17/96
Season-only
涼子(辻沢杏子)は園絵(中村玉緒)に促されて仙台へ向かうが、父親は一足違いで亡くなる。自身も体調が悪く、仙台の病院でレントゲンを撮った涼子は、ドクターから、一刻も早く呼吸器内科医に診てもらうよう促され動揺する。一方、愛子(宮田圭子)は癌の痛みをこらえ、5ヶ月後に結婚する娘の幸子(高橋美香)に対して元気に振る舞う。しかし幸子は母親の様子がおかしいことに気付き・・・。
(C)MBS
13 #13
12/18/96
Season-only
幸子(高橋美香)が母親の病名に疑いを持ち始めた。園絵(中村玉緒)は、病状が悪化する愛子(宮田圭子)にそれを伝えるが、愛子は幸子の結婚式まで癌を隠すと譲らない。一方、留美子(舟木幸)は、ナースの仕事と林(井之上淳)との結婚の間で心揺れていた。そんな中、河合(北見唯一)の徘徊は日増しにひどくなり、ある晩ついに行方不明になってしまう。
(C)MBS
14 #14
12/19/96
Season-only
行方不明の河合(北見唯一)は、翌朝明け方、院内のとんでもない場所で発見される。河合の妻の千代子(松谷令子)は夫の変わり様を目の当たりにし、老人専門の病院に移すことを決める。一方、外科医・藤堂(五代高之)は、愛子(宮田圭子)に手術を勧める。それをたまたま、幸子(高橋美香)が立ち聞きし・・・。
(C)MBS
15 #15
12/20/96
Season-only
愛子(宮田圭子)が癌であることを知った幸子(高橋美香)は、園絵(中村玉緒)に向かって、自分の実の母親なのではないかと思い始める。一方、仙台の病院で診察を受けた涼子(辻沢杏子)が、レントゲン写真を持って、児玉(佐川満男)を訪ねる。肺癌が転移している可能性も高く、一刻も早く全身の精密検査を受けるよう児玉は促す。
(C)MBS
16 #16
12/23/96
Season-only
涼子(辻沢杏子)は、左の肺の悪性腫瘍の転移具合を調べるための精密検査を受けることになった。このことを知っているのは園絵(中村玉緒)と児玉(佐川満男)だけ。そして涼子は何事もないかのようにナースの仕事に打ち込む。
一方、愛子(宮田圭子)の癌の進行は早かった。愛子が癌だということを娘の幸子(高橋美香)から聞かされた森田(山本弘)は動揺し、「なぜ隠していたのか」と園絵に詰め寄る。
(C)MBS
17 #17
12/24/96
Season-only
家族に癌を隠した愛子(宮田圭子)の胸の内を、前妻として、幸子(高橋美香)の母として、森田(山本弘)に話す園絵(中村玉緒)。幸子はそんな園絵を初めて「お母さん」と呼ぶ。そんなふたりを見て、森田もようやく、現実と向き合おうとする。
肺癌の疑いで精密検査を受けた涼子(辻沢杏子)は、あくまで気丈に振舞い、夜を怖がる河合(北見唯一)の添い寝をするなど、今まで以上に献身的な看護を続ける。そして、その河合も老人専門病院に転院することが決まる。
(C)MBS
18 #18
12/25/96
Season-only
涼子(辻沢杏子)の精密検査結果が出た。左肺の癌はすでに転移しており、手術は不可能。残された選択肢は放射線治療か抗癌剤投与か、何もしないかの3つ。園絵(中村玉緒)のショックは大きい。児玉(佐川満男)から結果を聞いた涼子は極めて冷静に事実を受け止めたようだった。しかしその夜、児玉を相手に涼子は酒を飲み続けるのだった。
幸子(高橋美香)は、父親の前で園絵を「お母さん」と呼んでしまって以来、初めて園絵と話をし、互いに心のうちを明かす。
(C)MBS
19 #19
12/26/96
Season-only
園絵(中村玉緒)は、娘の幸子(高橋美香)を自宅に泊め、20年ぶりに我が子の寝顔を見て、ともに朝食をとる。
涼子(辻沢杏子)は、同じ末期癌の愛子(宮田圭子)と、暇を見てはふたりだけで話し合うようになる。涼子が治療をしないで自然にまかせることを選択した夜、愛子の容態が急変した。愛子は苦しい息の中で園絵に「私の代わりに幸子の結婚式に出てほしい」と頼み、息を引き取る。
(C)MBS
20 #20
12/27/96
Season-only
涼子(辻沢杏子)は、これまで以上に屈託のない笑顔で同僚たちと冗談を言い合い、ナースの仕事に励んでいる。「なぜそんなに強く居られるのか?」という園絵(中村玉緒)の問いに、涼子は「もし総婦長ならこんなときどうされるか? その答え通りに行動している」と答える。
そんな涼子は、残された時間を伊豆のホスピスでナースとして働くことを決意し、大晦日、同僚たちに何も告げずに病院を退職する。
(C)MBS
21 #21
1/6/97
Season-only
元旦早々、真田総合病院に、路上で倒れていたという老女(河東けい)が救急車で運び込まれてくる。バッグには現金100万円と500万円入った預金通帳があり、名前は「山田秋子」というらしいことが判明する。
一方、主任に昇格した大久保早苗(徳田尚美)には、家庭との板ばさみが待っていた。正月早々、家族を置いて仕事に出る早苗に、夫の康男(丹波文雄)は不満をもらす。
(C)MBS
22 #22
1/7/97
Season-only
老女(加東けい)が電話していた先は、手がかりにはならなかった。検査の結果、循環器系統には全く異常なし。入院を希望するのは、心意性ストレスか仮病の可能性が高いようだ。何か訳があると感じた園絵(中村玉緒)は改めて話をするが、老女は「記憶がない」の一点張り。そんな時、暴走族の少年・小林保(吉井基師)が、オートバイ事故による足の骨折で入院し手術を受けることに。姉の由紀(多田幸代)は、手術の承諾書のみを書きに訪れただけだった。
(C)MBS
23 #23
1/8/97
Season-only
保(吉井基師)の手術の翌日、早苗(徳田尚美)の娘・裕子(小島美保)が保の見舞いにやってきた。同級生だという。早苗は、娘が保とその暴走族仲間に強い口調で話す様子を見て、ショックを受ける。
一方、結婚が決まった留美子(舟木幸)は、相手が静岡の実家の農家を継ぐことになったため、園絵(中村玉緒)に辞表を提出し、惜しまれながら病院を去っていく。
(C)MBS
24 #24
1/9/97
Season-only
老女・山田秋子(河東けい)は公衆電話からどこかに電話をしているが、それに関して尋ねても、とぼけるばかり。
一方、入院中の保(吉井基師)のところに、警察の少年係が来た。少年院に送られることを恐れた保は、藤堂(五代高之)と当直ナースが休憩している隙に病院を抜け出そうとするが・・・。
(C)MBS
25 #25
1/10/97
Season-only
秋子(河東けい)の痛みは治まるが、専門外の児玉(佐川満男)が内臓の異常を発見。藤堂(五代高之)もそれを認め、検査が始まった。そんな中、秋子に捜索願が出た。本名を「波多野秋江」といい、知らせを受けた大学教授の息子・史郎(堀内正美)夫妻が病院に駆けつける。が、秋江は息子たちを知らないと言い張る。
(C)MBS
26 #26
1/13/97
Season-only
保(吉井基師)を気にかけるナース・春恵(魏涼子)は、保に対し誠心誠意、人生を諦めぬよう諭す。一方、保と秋江(河東けい)の間には特別な親近感が生まれ、保は秋江の病室を訪ねるようになる。秋江は保に、記憶喪失のふりをしていることを明かす。そんな時、精密検査で秋江が胆のう癌に侵されていることが分かる。
(C)MBS
27 #27
1/14/97
Season-only
息子に心を開かない秋江(河東けい)と、親に捨てられた保(吉井基師)は、互いの存在が心の拠りどころとなる。秋江は保に、オートバイ事故で亡くした孫の面影を見ていた。
一方、早苗(徳田尚美)の家族は、早苗の勤務の忙しさゆえに心がばらばらになりつつあり、そのことに早苗は心を痛める。そんな中、母を退院させる話をしに来た史郎(堀内正美)は、児玉(佐川満男)から、胆石、そして癌という母親の病気を聞かされる。
(C)MBS
28 #28
1/15/97
Season-only
秋江(河東けい)の癌を知った史郎(堀内正美)は、予定通り母親を連れてアメリカに行くために、癌であることを本人に隠そうと考え始める。また、売却しようとしている家の権利書を秋江が渡さないことに苛立つ。
一方、早苗(徳田尚美)は、息子が風邪をひいても休まず主任の仕事に精を出す。娘・裕子(小島美保)はそんな早苗をなじり・・・。
(C)MBS
29 #29
1/16/97
Season-only
史郎(堀内正美)は、秋江(河東けい)をアメリカに連れて行こうと説得を続ける。しかし、秋江は全く聞く耳を持たない。秋江が家の売却を拒むのは、亡くなった孫の思い出が詰まっているからなのだが、それを口にすることすらしない。「癌のことは隠し、胆石の痛みだけ取り除いて欲しい」という史郎の身勝手な申し出に、主治医の藤堂(五代高之)は憤る。
(C)MBS
30 #30
1/17/97
Season-only
秋江(河東けい)が突然苦しみ出した。癌が進行している可能性もある。胆石の痛みをとるなどと悠長なことは言っていられないとドクターたちは焦りを募らせる。
一方、早苗(徳田尚美)は、裕子(小島美保)が帰宅しなかったことを保(吉井基師)に漏らす。実は裕子は父親の浮気に感づき、悩んでいた。
(C)MBS
31 #31
1/20/97
Season-only
真田病院の3階スタッフの間で、秋江(河東けい)が、自分が胆のう癌だということをナースから聞いたという噂が広がった。園絵(中村玉緒)はナースたちを集めて話を聞くが、誰も心当たりがない。園絵は秋江の病室を訪れ、直接話を聞く。
一方、早苗(徳田尚美)の家庭では、夫・康男(丹波文雄)は仕事に多忙な早苗を非難し続け、裕子(小島美保)は浮気現場を見たと父に告げる。
(C)MBS
32 #32
1/21/97
Season-only
ナースの誰かが秋江(河東けい)に癌を告げてしまったという件で、園絵(中村玉緒)が秋江の病室を訪れると、秋江は、ナースから聞いたというのは嘘だと明かす。秋江は若いドクターの長沢(かっぱ)にカマをかけたのだ。事実を話す代わりに、秋江は園絵にあることを頼みたいと言う。また、主治医の藤堂(五代高之)には「癌と闘う」と申し出る。
(C)MBS
33 #33
1/22/97
Season-only
姉が姿を消し自暴自棄になった保(吉井基師)は、「入院費が払えない」というメモを残し病院から姿を消す。保は公園で自殺を図っていたが、幸い発見が早く命を取り留める。やがて回復した保に、園絵(中村玉緒)は姉から預かったという入院費用100万円を渡す。
(C)MBS
34 #34
1/23/97
Season-only
保(吉井基師)は、姉が自分のために100万円を預けたという話を疑う。しかし園絵(中村玉緒)はそれが事実であると言い続ける。秋江(河東けい)は保に、二度と命を粗末にしないよう涙ながらに訴える。
一方、過労で入院中の早苗(徳田尚美)は、裕子(小島美保)から、夫が家に戻っていないことを聞かされ・・・。
(C)MBS
35 #35
1/24/97
Season-only
大金を手にしたことで、不要な買い物をしたり、心配するナースに投げやりな態度をとる保(吉井基師)。秋江(河東けい)は彼を激しく叱り、お金を粗末にしないこと、みんな心配していることを伝える。そんな中、秋江が倒れる。一旦落ち着いた秋江は、藤堂(五代高之)に、保のために癌の手術を受けたいと申し出る。
(C)MBS
36 #36
1/27/97
Season-only
秋江(河東けい)の手術を決めた外科医の児玉(佐川満男)や藤堂(五代高之)に対し、内科医からは反発が。しかし、園絵(中村玉緒)の助言もあって、ドクターたちは手術に合意する。
一方、父の心が母から離れていくことを心配する裕子(小島美保)は園絵に相談する。それを受け、園絵は早苗(徳田尚美)の夫・康男(丹波文雄)を病院に呼び・・・。
(C)MBS
37 #37
1/28/97
Season-only
保(吉井基師)は、手術前の秋江(河東けい)の食欲が増し、体力がつく方法を、栄養の本を読むなどして必死に考える。そして裕子(小島美保)と相談し、春恵(魏涼子)も巻き込み、病室ですき焼きパーティーを開く。園絵(中村玉緒)は病院の規則を破っても、患者の立場に立ってものを考える彼らを微笑ましく思う。
そんな時、1か月前に結婚退職し、静岡で暮らしているはずの留美子(舟木幸)が園絵を訪ねてきた。
(C)MBS
38 #38
1/29/97
Season-only
疲れ果てた表情で園絵(中村玉緒)を訪ねてきた留美子(舟木幸)。ナースの仕事の充実感が忘れられず、どうしても静岡に帰りたくないと言う。やむを得ず、園絵は留美子を寮の空き部屋に滞在させる。
一方、秋江(河東けい)の食欲増進をはかる保(吉井基師)の努力が実り、秋江に体力がついてきた。保は藤堂(五代高之)に無礼を謝り、かつて保に冷たかった藤堂も、秋江を励まし支えた保に感謝の意を表す。
(C)MBS
39 #39
1/30/97
Season-only
ついに秋江(河東けい)の手術の日がやってきた。手術室に入る前に、秋江は園絵(中村玉緒)に一通の封筒を託す。秋江の手術は7時間半に及んだが、無事終了した。その日の晩、ナースたちは祝杯をあげ、これまでけむたがっていた藤堂(五代高之)を認める。
そんな中、3階混合病棟では緊急オペが発生し、応援ナースを必要としていた。寮で唯一酒を飲んでいなかった留美子(舟木幸)は、急遽病棟に向かう。
(C)MBS
40 最終回
1/31/97
Season-only
応援ナースとして病棟で手際よく仕事をこなした留美子(舟木幸)は、ナースである自分がもっとも自分らしいことを確信。夫の林(井之上淳一)と相談し、再び東京でナースの仕事に就くことになった。そんな中、秋江(加東けい)の息子・史郎(堀内正美)夫妻はアメリカへと旅立って行く。一方、保(吉井基師)は保護観察処分となり、秋江と共に退院してゆく。
(C)MBS

About this show

中村玉緒主演、人気医療昼ドラシリーズ。患者本位の医療を目指す総合病院を舞台に、そこで働くナースと患者との様々な交流を通して、命とは何か、医療とはどうあるべきかを問いかける。パート4ではナースたちにスポットを当て、彼女たちの家族や結婚、病気などの人間ドラマを描く。(MBS製作)
【原作】監修:江川晴「いのちの現場から」【脚本】鴨井達比古、鍋島久美子【音楽】主題歌:「乾いた花びら」小林旭【プロデューサー】伊東雄三、藪内広之【監督・ディレクター】鈴木晴之、青井邦臣、登坂琢磨、鐘江稔(C)MBS