西部警察 PART-III

1983 • ポニーキャニオン
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PARTⅢ 第60話~第68話 (+最終回) episodes (10)

61 第60話 父と子の激走!-ニューマシン・刀R-
8/12/84
Season-only
香港マフィア一掃が目前の西部署だが、白バイ警官を殺害する殺人ライダーが現れた。スズキの刀1100を駆るライダーに鳩村が遭遇するが、追跡途中に鳩村のバイクは転倒炎上、同行していた高森巡査(菊川)は死体で発見された。フルチューンされた犯人のマシンに対抗すべく、鳩村は四時間耐久レース用のスズキ刀1100Rを、土方モータースの土方忠男(玉川)に警察車輌として完成させてほしいと頼む。しかし土方は、何故か頑なに聞き入れない。犯人は元レーサーで土方の息子・英一(氏家)であることが判るが、英一は香港マフィアによって麻薬中毒にさせられ操られていた。起死回生の鍵はハトの刀1100Rなのだが……。
62 第61話 幻のチェッカーフラッグ
8/19/84
Season-only
三人のガードマンが射殺され、500キロの金塊が盗まれた。殺されたガードマンの竹田を探ると、通帳に200万円の金の出し入れがあることが判明。竹田の弟で、大事なレースを控えたカーレーサーの和人は、兄の無実を主張する。やがて真犯人がわかるが、和人はレースをあきらめ、自らの手で真犯人を追っていた。
63 第62話 母と子の約束
8/26/84
Season-only
武蔵野刑務所を出所した女スリ"ジャガーの常"こと河合常子(菅井)を出迎えた北条は、常子の頼みで捜し出していた生き別れの息子・竜治(佐藤)と再会させた。一方、大門軍団は銀竜会のシャブの運び屋が殺された事件を追っていたが、竜治は常子の息子ではなく、シャブの運び屋だということが分かった。銀竜会に補填する金の工面のために、二千万円を持っているという常子に近づいたのだ。それを知ってなお、常子は余命三ヶ月のガンに冒された体を引きずり、竜治の代わりに東京港資材埠頭へシャブを取り返しに向かった。たったひと晩、親子の契りを結んだ母子のために、北条は現場へ急行する!
64 第63話 愛と哀しみの銃弾
9/9/84
Season-only
沖縄那覇中央署から指名手配犯の黒崎年男・信二兄弟(竹下・柳田)の資料が送られてきた。その頃、木暮は北海道へ引っ越す、旧知の間柄である田島竜吉(内田)の娘・泰子(森)の送別会を行っていたのだが、そこへ竜吉が殺されたという急報が入った。使用された拳銃は黒崎兄弟が使っていたものと判り、しかも竜吉は重度のヘロイン中毒だったことも判明する。だが、そこには木暮と竜吉の過去に因縁のある深いドラマがあった。当初は木暮が過去に捕まえた黒崎兄弟の父親が獄中死した復讐がらみかと思われたが、捜査線上に中光商事の木村(亀石)という男が浮かび、単純な復讐劇ではない可能性が浮上する。
65 第64話 14年目の賭け
9/16/84
Season-only
5億円のダイヤが強奪された事件に、大門らは振り回されていた。折しもダイヤのカット技師・古賀が、彼の恋人の中西美紀が出演するクラブの近くで、射殺死体となって発見された。古賀を撃った拳銃は、14年前に美紀の親が被害者になった強盗事件で使われたものだった。南刑事は一味のアジトに潜入するが……。
66 第65話 鮮血の絆!
9/23/84
Season-only
麻薬Gメン四人が射殺された。使われた銃を買ったのは、刑務所を出所したばかりの大貫。その大貫の女・千恵は、血液鑑定の権威・桐原の娘だった。個人的に桐原教授と親しい北条は、大貫を捕えるが、千恵は大貫の銃弾で死ぬ。娘の復讐のために立ち上がった桐原は、驚くべき方法で大貫の釈放を要求してくる。
67 第66話 たった一人の挑戦
9/30/84
Season-only
東南アジア系の若い女が絞殺された。彼女が勤めていたクラブの佐竹裕子が参考人として呼ばれた。実は裕子はルポライターだったが、頑として口を割らない。調べると、2年前、彼女は、妹をヘロイン組織の一味として警官に射殺されていた。しかも裕子は、恨みのあるヘロイン組織のボス、高沢を追っていたのだ。
68 第67話 真夜中のゲーム
10/14/84
Season-only
独り寝の淋しい鳩村に旧友の星野良一(三好)が、山崎悦次(草薙)という前科者に婚約者の鳥越みどり(風間)を連れ去られたと相談を持ち掛けてくるが、翌日、交通事故を起こして星野が死亡した。腑に落ちない鳩村は、休暇を取って独自に調査を始めるが命を狙われる。撃たれた弾丸を調べた結果、拳銃は山崎のもので、国立の調べで星野は事故ではなく殺害された事実が明らかに。みどりからの電話で鳩村は救出に向かうが、彼女は殺されてしまう。調べてみると彼女はフィリピン人であり、木暮は山崎と星野で麻薬の取引相手である彼女を取り合っていたのではないかと推察。鳩村もある重大なことに思い至り……。
69 第68話 愛の旅立ち
10/21/84
Season-only
五代が国家公務員上級職試験に合格した。これで警部補となりキャリア組の仲間入りだ。本庁からも捜査一課への転属という打診がきているという。当の五代は非番で明子とのデートを楽しんでいたが、急報を受け殺人事件の現場へと向かった。殺されていたのは麻薬組織の捜査をしていた東部署の遠藤刑事だった。生前遠藤が接触したと思われる岸本三郎(秋山)という元麻薬の売人を当たるが口は重い。大河内剛三(宍戸)という麻薬取引のボスが、大門に直々に面会を求めてくるなど、徐々に内情が明らかになっていく麻薬組織に、囮捜査で揺さぶりを掛けることになり、大門は五代をその囮に指名した!
70 最終回 大門死す! 男達よ永遠に…
10/22/84
Season-only
パリで開かれた国際刑事警察機構のシンポジウムに出席した大門は、国際テロリストの首領・ガストン・レグレス(ウルフ)の凄絶な逮捕劇に立ち会い、ガストンはその場で射殺された。それから五ヶ月後の東京で二人のフランス人が殺害された。二人は"ブラッド(血)"と呼ばれる人物を追っていた事実が判明。木暮はブラッドが国際テロリスト・藤崎礼次のコードネームで、ガストンの後継者となるべく、日本で行動を起こす可能性が大きいことを大門に示唆。その企みを叩き潰せと本庁からの特命を伝える。大門は唐沢(原田)というルポライターから、藤崎に関する情報を得て北海道へ向かうが、正体不明の男らの襲撃を受け、五代が撃たれてしまう。大門がこれは自分たちを狙った計画ではないかと感付いた頃、防衛隊基地が襲撃され大量の武器弾薬が強奪された。五代を明子に任せて東京へ帰った大門は、唐沢に接触を試みるが、その正体は予想通り藤崎だった! 五代が一命を取り留めた頃、「鷹の目」と名乗る藤崎の組織が亜細亜電気にテロ活動を開始。瀬戸内海放送で武田鉄矢(本人)の報道番組をジャックした藤崎一味は、亜細亜電気の佐伯会長(山村)と少女を人質にし、同時に亜細亜電気の社員を乗せたバスもジャック。警視庁刑事部長の戸ヶ崎稔(中丸)に直接交渉を持ち掛け、大門軍団を捜査から外せと要求してきた。

About this show

警視庁西部警察署捜査課の大門部長刑事(渡哲也)を中心とした“大門軍団"の刑事たちと、それを見守る木暮課長(石原裕次郎)が凶悪犯罪に立ち向かう姿を描くポリスアクション作品。テレビドラマの枠を超えた派手なアクションシーンやカースタントなどは視聴者をクギ付けにした。 【出演】渡哲也,三浦友和,柴俊夫,舘ひろし,峰竜太,御木裕,石原良純,小林昭二,高城淳一,登亜樹子,吉行和子,石原裕次郎ほか  【製作著作:株式会社石原プロモーション】

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