Emberは、毎日ひとつだけチャレンジを届けるアプリです。体・心・人間関係のいずれか、その日に合うものをひとつ。5分で終わることもあれば、30分ほどかかることもあります。やり終えれば、今日のぶんはそれで終わりです。
10分散歩してみる日もあれば、その日の気持ちを日記に少しだけ書きとめる日もあります。しばらく連絡していなかった人に短いメッセージを送るだけ、という日もあります。大きなことをいきなり始める必要はありません。
ふつうの習慣アプリはたいてい逆の作りです。自分でリストをつくり、自分で毎朝チェックを入れ、続ける力もぜんぶ自分で抱える。リストはどんどん長くなり、続けることが目的ではなく義務になっていきます。Emberはそういう作りではありません。アプリを開いて、今日のチャレンジを見て、やる。それで終わりです。リストを自分でつくる必要はありません。
使い方
朝、その日にやってみることがひとつだけ用意されています。やらなくてもかまいません。スキップしてもいいし、もっと簡単なものや少し難しいものに入れ替えることもできます。やり終えると、ポイントが入り、連続日数が伸び、続けるうちに新しいステージがゆっくり開いていきます。続いている感覚はあくまでおまけで、毎日の中心はあくまで「今日のひとつ」です。
ステージは7つあります。火のひろがり方にちなんで名づけました。火花、燠火、炎、炉、鍛冶場、輝き、永遠の炎。どれもゴールではありません。何週間かたって振り返ったときに、自分がどれだけ進んできたかを見るための目印のようなものです。
なかにあるもの
体・心・人間関係。チャレンジはこの3つの分野から生まれます。歩くこと、ストレッチ、姿勢を整えること。日記、瞑想、呼吸、ささやかな感謝のひと言。ときには、近しい人にひとこと声をかけたり、ありがとうと伝えたりするだけのこともあります。自分にとって大切な分野を選んでおけば、Emberは次に出すチャレンジをそれに合わせてくれます。気分や予定に合わなければ、迷わずスキップしてしまってかまいません。
一日とばしてしまっても、特に何も起きません。毎月いくつか休息日があって、好きなように使えます。連続記録はそのまま残ります。完璧でなくてもいい、というのは飾りの言葉ではなく、アプリの仕組みそのものに組み込まれています。
毎日のチャレンジとは別に、週ごと・月ごとの目標もあります。少しゆっくり、もう少し先を見据えるためのもの。新しいタスクリストではなく、その月にどんな方向に向かいたいかのゆるい目安です。
チャレンジを終えたあとは、短いふり返りを書き残せます。どう感じたか、何に気づいたか。書かなくてもかまいません。続けていくうちに、その小さなメモが自分の歩みを映す日記になっていきます。あとで読み返すと、思っていたよりずっと自分が動いていたことに気づくかもしれません。
カレンダーと記録は、続いた日々をそのまま見せてくれます。どの日にやり終えたか、どの分野にいちばん時間をかけているか、いまどのステージにいるか。30ほどの実績も用意していて、続けることや好奇心をそっとほめてくれます。わかりやすいものもあれば、あとから「これだったのか」と気づくものもあります。
Emberはこんな人に
これまでに習慣アプリをいくつか試して、3週間くらいで「またリストが重荷になった」とやめてしまったことがあるなら、Emberは「今度こそ魔法のように続きます」とは約束しません。ただ、一日にひとつの小さなことを淡々と続けるほうが、来月にはやめてしまう10項目のチェックリストよりも、たぶん長くもつ。そう思って作っています。