わたしたちの怪獣

· 東京創元社
El. knyga
324
Puslapiai

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第55回星雲賞日本短編部門作収録

『このホラーがすごい! 2024年版』ランクイン


日常の先の非日常の恐怖と希望を描く傑作短編集


運転免許証を取得したつかさが家に帰ると、小学生の妹が父を殺していた。テレビからは東京湾に怪獣が出現したという前代未聞のニュースが流れている。つかさは妹を守るため、東京へ父の死体を棄てに行くことを思いつく。短編として史上初めて日本SF大賞の候補となり、第55回星雲賞日本短編部門を受賞した表題作ほか、伝説的な“Z級”映画の上映会中、街にゾンビが出現し館内に籠城した観客たちの運命「『アタック・オブ・ザ・キラートマト』を観ながら」など全四編。日常のなかに立ちあらわれる非日常の世界の恐怖と希望を描く傑作短編集。


【目次】

わたしたちの怪獣

妹が父を殺した。姉は怪獣が出現し壊滅状態となった東京に、父の死体を棄てに行く。第55回星雲賞日本短編部門受賞作


ぴぴぴ・ぴっぴぴ

時を遡って犯罪や災害を防ぐことができるようになった未来。動画投稿サイトにアップされた、起きるはずのない事件の映像の正体とは


夜の安らぎ

家にも学校にも居場所を見つけられない孤独な少女と、ある日街に現れた美貌の吸血鬼の邂逅


『アタック・オブ・ザ・キラートマト』を観ながら

伝説的な“Z級”映画の上映会中、街にゾンビが出現。映画館に籠城した観客たちの運命は。


著者あとがき

Apie autorių

東京都出身。2017年、「七十四秒の旋律と孤独」で第8回創元SF短編賞を受賞。同作を表題とした初作品集が日本SF大賞の候補となる。22年に発表した短編「わたしたちの怪獣」で短編として史上初めて日本SF大賞の候補となり、24年に星雲賞日本短編部門を受賞した。

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