イチョウの自然誌と文化史

· 裳華房
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ギンナン料理はもとより、街路樹として、シンボルマークや文学作品として、日本人にとって親しみ深いイチョウ。裸子植物でありながら精子をもつイチョウ。一度は絶滅しかけながらも、人間の活動によって世界中に「生きている化石」として分布を拡げてきたイチョウ。さまざまな角度からイチョウの素顔に迫ります。

古来から日本人にとって親しみ深いイチョウは、ギンナン料理はもとより、街路樹として植えられ、シンボルマークや文学作品にも数多く登場してきた。明治時代、平瀬作五郎と池野成一郎によるイチョウやソテツの精子発見は、日本人が世界に先駆けて行った独創的な研究であるが、本書では、その舞台背景を当時の貴重な資料とともに紹介する。また、絶滅しかけたイチョウが、人間活動により世界中に「生きている化石」として分布を拡げてきた事実を知ることは、生物種の多様性を保全する見地からも大変重要である。イチョウの植物学的側面や、その文化史に興味のある方にぜひ一読をお勧めしたい。

作者简介

●著者紹介
長田敏行(ナガタトシユキ)
長田敏行(ながた としゆき)
1968年東京大学理学部卒業。1973年東京大学大学院理学系研究科博士課程修了、理学博士。日本学術振興会特別研究員、1973年東京大学教養学部、1979年名古屋大学理学部、1983年基礎生物学研究所勤務を経て、1990年東京大学理学部教授。1993年東京大学大学院理学系研究科教授(組織替えによる)。2007年東京大学定年退職、東京大学名誉教授。2007年より法政大学教授。2008年より法政大学生命科学部教授。この間、東京大学大学院理学系研究科附属植物園園長、フンボルト財団研究員としてマックス・プランク生物学研究所で研究従事、日米科学協力事業で、ワシントン大学、イリノイ大学で研究従事。

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