ウィンブルドン

· 東京創元社
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 ウィンブルドン決勝。白熱の名勝負の裏で進行する犯罪計画!スポーツ小説×ミステリの大傑作!

キングとツァラプキン。ふたりの若きテニス世界ランカーは、キングの地元オーストラリアの大会で初対戦した。プレースタイルも境遇も異なるふたりは、しかし試合を通じて意気投合する。その友情は、ツァラプキンの身をキングが一家総出で守ったことで揺るぎないものとなった。やがてふたりはともに、ウィンブルドン選手権への出場を果たす。だが、そのテニス世界最高峰の大会では、ある大胆な犯罪計画が実行されつつあった――。青年たちの友情を軸に、白熱する試合と犯罪の行方を描いて手に汗握らす、極上のスポーツ小説にして大傑作ミステリ!

評価とレビュー

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著者について

 【ラッセル・ブラッドン】

1921年、オーストラリアのシドニー生まれ。第二次世界大戦に出征し、42年から45年の三年間、日本軍の捕虜となり泰緬鉄道の建設工事に従事する。49年にイギリスへ移住し、作家活動を開始。自身の捕虜体験を綴ったノンフィクションThe Naked Island(1952)で一躍名を馳せる。以降、小説とノンフィクションの両分野で活躍し、代表作に小説『ウィンブルドン』The Finalists(1977)、ノンフィクション『日本人への警鐘』The Other Hundred Years War(1983)などがある。1995年没。


【池 央耿】

1940年生まれ。国際基督教大学教養学部卒業。英米文学翻訳家。主な訳書に、アシモフ「黒後家蜘蛛の会」シリーズ、ホーガン「星を継ぐもの」、ニーヴン&パーネル「神の目の小さな塵」など多数。

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