アメリカ探偵作家クラブ賞受賞作家が、
国の威信がかかった壮大な解読劇を
新たな視点でスリリングに描く、
傑作ノンフィクション!
1000年以上、誰も読むことができなかった古代エジプトの謎の文字“ヒエログリフ”。ナポレオンのエジプト遠征でそれが刻まれた黒い石板“ロゼッタストーン”が発見され、イギリスとフランスのふたりの天才学者がその解読に乗り出したとき、国の威信をかけた究極の解読レースの幕が上がった。性格も思考方法も正反対のライバルは、“神々の文字”とも呼ばれた謎の言語に、どのように挑んだのか? アメリカ探偵作家クラブ賞受賞作家が、壮大な解読劇を新たな視点から、スリリングかつリーダビリティ溢れる筆致で描く、傑作ノンフィクション!
ジャーナリスト・作家。『ムンクを追え! 『叫び』奪還に賭けたロンドン警視庁美術特捜班の100日』
東京都生まれ。東京学芸大学卒。英米文学翻訳家。ウィリアム・