40年間に7人のビウエリスタが7冊の譜本を出版し、そこに
収められた楽曲は、690曲を超えている。
しかしその後、ビウエラは急速に姿を消し、20世紀になり、
ギタリストのエミリオ・プジョールが発掘するまで、400年間眠り続けた。
本書は、7人のビウエリスタ(ミラン、ナルバエス、ムダーラ、
バルデラーバノ、ピサドール、フエンリャーナ、ダサ)の姿と、
突如消えたビウエラの謎を追ったものである。
ビウエラ、ギター奏者、愛好家必読の書!
西川 和子(ニシカワ カズコ)
スペイン史研究家。
著書に『スペイン宮廷画物語』(彩流社、1998年)、『
(彩流社、2000年)、『狂女王フアナ』(彩流社、
(彩流社、2005年)、『スペインの貴公子フアンの物語』(
『オペラ「ドン・カルロ」のスペイン史』(彩流社、2009年)