【エドワード・D・ホック】アメリカの作家。1930年生まれ。1955年、サイモン・アークもの「死者の村」でデビューしたホックは、50年以上にわたり、短編ミステリの第一人者として活躍し続けた。『サム・ホーソーンの事件簿』のホーソーン医師やレオポルド警部など、多彩な探偵役を起用して謎解きの醍醐味を満喫させる作風は本国でも高く評価され、MWAグランドマスター賞をはじめ、数々の栄誉に輝いている。
【木村二郎】翻訳家・ミステリー研究家・作家。主な訳書、ホック「サム・ホーソーンの事件簿Ⅰ」「夜はわが友」、バウカー「約束の土地」、ウェストレイク「バッド・ニュース」、スターク「悪党パーカー/電子の要塞」、プロンジーニ「幻影」など。