サスペンス作家が殺人を邪魔するには

エル・コシマノ

окт 2023. · 〈フィンレイ・ドノヴァン〉シリーズ 2. књига · 東京創元社

O ovoj e-knjizi

作家の仕事は執筆なのに！

悩める作家と同居人のベビーシッターが

元夫の殺害を阻止すべく奮闘。

極上のジェットコースター・サスペンス！

本国で累計10万部の好評シリーズ第2弾。

何者かが、オンラインの掲示板に、元夫スティーヴンの殺害依頼を投稿した！？――作家のフィンレイは、子育てに奮闘しつつ、遅れている原稿の執筆に取り組んでいた。だがスティーヴンの件が気になって仕事が手につかない。オンライン掲示板を眺めていると、あるアカウントの人物が、依頼に食いつこうとしているのを発見する。どうやらプロの殺人請負人らしい。フィンレイはベビーシッターで同居人のヴェロと一緒に、元夫が殺害されるのを阻止しようと奔走するが……。どこに連れていかれるかわからない、極上のジェットコースター・サスペンス！

解説＝若林踏

O autoru

アメリカの作家。2014年刊行のNearly Goneは国際スリラー作家協会のベストYA賞を受賞、アメリカ探偵作家クラブ賞ベストYA賞の最終候補となった。2021年刊行の初の一般向けミステリ『サスペンス作家が人をうまく殺すには』は、ニューヨーク公共図書館が選ぶ2021年ベストブックの一冊に選ばれた。その他の著作にFinlay Donovan Jumps the Gun(2023)などがある。現在は夫および2人の息子と共にバージニア州で暮らしている。

翻訳家。大阪外国語大学英語科卒。マクリーン『愛がふたたび始まるならば』、ハチソン『蝶のいた庭』、コシマノ『サスペンス作家が人をうまく殺すには』、ウィーヴァー『金庫破りときどきスパイ』など訳書多数。