さらに、感染することへの恐れや孤立することへの恐れ、収入が減ることへの恐れ、仕事がなくなることへの恐れなど、心にはこれまでに感じたことのない感情が、次々に湧き起こってきます。
私たちはこの心の問題にどう対応していけばよいのでしょうか?
仏教の観点から、ポイントを8つご紹介いたしましょう。
【目 次】
はじめに
1 医療専門家のアドバイスを聞き、従う
2 家族との時間を大切にする
3 善行為(kusala)をする
4 意味を理解して経典を唱える
5 慈しみと思いやりを広げる
6 心を観察する(マインドフルネス)
7 あらゆるものごとは「過ぎ去る」ことを観察する
8 理解し、みなで協力する
著者紹介
生きとし生けるものが、幸せでありますように
Sabbe sattā bhavantu sukhitattā
チャンディマ・ガンゴダウィラ長老 Ven. Dr. Chandima Gangodawila
テーラワーダ仏教長老。2008年、
カナダに渡り、ブリティッシュコロンビア大学で4年間、
現在、カナダのオタワ・テーラワーダ・
カナダを中心に、イギリスのケンブリッジ大学、アメリカ、
著書に『幸せへの鍵:慈経(Metta Sutta)に学ぶ〈15の善習慣〉と〈10の善行為〉』『
出村 佳子
翻訳家。訳書に、チャンディマ・ガンゴダウィラ長老著『