ツイン・オークス・コミュニティー建設記

キャスリーンキンケイド

2003-02 · Meikyosha

Apie šią el. knygą

現代アメリカ史における代表的成功例であり、世界でもっとも有名なコミューンでもある「ツイン・オークス・コミュニティー」の創設当初の苦闘を描くドキュメント。著者は現在も同地に在住する創立者の一人。アメリカの現代史、特にコミューン運動について語る上できわめて重要かつ貴重な文献であるというだけでなく、自らの手で理想郷を築こうと日々奮闘するその純粋な理想主義者たちの姿は、読む者の胸を打たずにはおかない。

Apie autorių

 愛称キャット。一九三〇年合衆国ワシントン州生まれ。一九六七年に、同志数名と共にヴァージニア州の地に、ユートピアを目指す共同体ツイン・オークス・コミュニティーを創設。これを成功させた後、ミズーリ州にイーストウィンド、ヴァージニア州にエイコーンの各コミニュティーを建設。二〇〇八年七月、ツイン・オークスにて没。本書のほか著書にツイン・オークス二〇年間の歩みを振り返った"Is It Utopia Yet?"がある。